「卒業 GRADUATION」(菊池桃子)
モテモテでマドンナ的だった人にオススメ

彼氏からのプレゼントが小説『星の王子さま』! それをわざわざ「サン=テグジュぺリ」という作家の名前で言う彼女!
オススメしておいてなんだが、私はこの歌の主人公カップルとは絶対仲良くなれない。
「卒業」(斉藤由貴)
卒業式で泣けない人にオススメ
キーワードは「制服の胸のボタン」。10代の若者に「第二ボタン? なんすかそれ」と言われたことがある。
20代の若者に「あるのは知ってるんですけど……」と言葉を濁された。
す、好きな人に第二ボタンをもらうと恋が実るという伝説はもう廃れているの?
「旅立ち」(松山千春)
寂しさをどうにかしたい人にオススメ
卒業の寂しさがぬぐいきれない人は、この曲を歌おう。
勇気と切なさ溢れる歌詞も素晴らしいし、サビがものすごい高音なので、歌唱後しばらくボーッとなり、細かいことを忘れられる。
「昴」(谷村新司)
ビッグな夢を持つ人にオススメ

とにかく壮大な歌なので、卒業記念で歌っても、定年を迎えるくらいの達成感と充実感が得られる。
しかも続けて「サライ」まで歌いたくなるという副作用が出てくる方も多いと聞く。
「ひとりぼっちのエール」(安全地帯)
全面的に勇気が欲しい人にオススメ
玉置浩二の魂の励ましに泣き奮い立とう。
ただし寝る前に聞くのは危険。涙してスッキリ眠れるのはいいのだが、次の朝確実に目が腫れる。
「まつり」(北島三郎)
とにかく明るい気分になりたい人にオススメ

日本人の心の大トリといえばこの曲。内容的には豊年祭りと大漁祭りの歌なので全く卒業式と関係ないが、歌っとけばテンションが上がるので歌っとこう。
まだまだ山ほどある卒業&旅立ちの名曲。書いていると愛が止まらないので、とりあえずはこのあたりで締めの「蛍の光」を流そう!
さあ、あなたの新しいドラマはもう始まっている。
画面越しではありますが、2020年春、旅立ちとはじまりを迎える方、思いっきり応援しています。おめでとうございます!

Column
田中稲の勝手に再ブーム
80~90年代というエンタメの黄金時代、ピカピカに輝いていた、あの人、あのドラマ、あのマンガ。これらを青春の思い出で終わらせていませんか? いえいえ、実はまだそのブームは「夢の途中」! 時の流れを味方につけ、新しい魅力を備えた熟成エンタを勝手にロックオンし、紹介します。
2020.03.21(土)
文=田中 稲