最高峰スキンケアの感触を 肌に記憶させる“初試し”
年が明けて気持ちが改まったところで、スキンケアも新しいものに変えてみようと思う人は多いのでは?
思い立ったならお勧めしたいのが、有力ブランドから出揃った最新研究と技術の総決算モノを試してみる体験。
スキンケアシーズンのこの時期だからこそ、1、2カ月じっくり使いこんでブランドの本気を感じ取れそうだ。
昨今のスキンケアは新知見のオンパレードで、説明会で詳しく話を聞くたびに使っていなかった脳の部分が叩かれるような気分に。
科学的な実証に基づいてケアが展開されているから、なるほどそこを掘ってきたのかという驚きがあったり、うすうす感じていたけれど実際にそれが証明されたのねという納得がある。
とはいえあまりに高いものだとちょっとお試しという気になりづらいので、少しがんばれば手に入る1万円台のアイテム限定で選んでみた。
“そうそう、こういうものがいま必要”と思えるものがあれば、ぜひ新年の運試しならぬ“効果試し”をしてみてほしい。
(1)DIOR
「カプチュール トータル セル ENGY スーパー セラム」
年齢を重ねると幹細胞の潜在的エネルギーが50%も減少するという新発見から、眠っている肌のエネルギーを目覚めさせるための総括ケア。
新セラムには肌への親和性をより強化して、浸透性&保湿の持続性を高めた次世代型ヒアルロン酸を搭載。
シリコンや鉱物油などを使わない処方なのがとてもいまどき。
パルファン・クリスチャン・ディオール
(2) CHANEL
「サブリマージュ デマキヤン コンフォート N」
マダガスカルの自然の恵み、ハルンガナ エキスとヴァニラ プラニフォリア 濃縮ウォーターを配合した贅沢なクレンジング。
マッサージでジェルからオイルへと変化し、水分をなじませるとミルクへと変わって、肌をうるおわせながら洗い流すことができるテクスチャーが広い層に人気を得ている。
(3)GUERLAIN
「アベイユ ロイヤル クリーム」
目に見えないささやかな肌の傷や炎症が治まらないとエイジングが加速することを解明。
そこで蜂由来成分の強力な治癒力に着目し、フランスの稀少な黒ミツバチが作るウェッサンハニーと独自のロイヤルゼリーをブレンド。
その作用をさらに引き出すビタミンCも配合している、まさに癒しのデイクリーム。
(4) YVES SAINT LAURENT
「ピュアショット ナイトセラム」
忙しい生活で肌も過労し、過労肌はエイジングが30%も加速するという警告!
その理由は肌の絶対成分であるビタミンC、E、B3、アミノ酸、ペプチド、ヒアルロン酸、肌細胞エネルギーのバランスが乱れるから……ということでバランスを立て直すナイトケアセラムを開発。
翌朝には滑らかさと輝きを実感。
イヴ・サンローラン・ボーテ
2020.01.29(水)
Text=Keiko Watanabe
Photographs=Hidetake Nishihara(TENT)