vol.29
CHANEL
(シャネル)

「コメット コレクション」の
ジュエリー

「コメット コレクション」〈上〉イヤリング(WG×ダイヤモンド) 866,000円(両耳価格)、〈下〉ピアス(WG×YG×ダイヤモンド) 1,029,000円(両耳価格)、リング(WG×YG×ダイヤモンド) 1,037,000円/シャネル ※WG=ホワイトゴールド、YG=イエローゴールド

 皆さんは、好きなモチーフがありますか?

 私は、星のモチーフが大好き。しかし、同じ星でもよく見るとデザインは様々。だから、星の中でも「好きな星」と「そうでもない星」があります。

 私好みのスターモチーフの筆頭が、シャネルの「コメット」。シャネルのスターは、子どもっぽくも、ロックっぽくもなく、ノーブルな佇まいが、いかにも大人の遊び心という感じ。

 地金に厚みがあり、少しぷっくりしていて、宝飾品ならではの贅沢感があります。

ブラウス、ケープ(ともに参考商品)/シャネル

 最近、私が気に入っているのは、「耳元を左右同じバランスにしない」コーディネート。あえて片耳だけつけたり、重ねづけすることで、意外なお洒落が楽しめるのです。

 今回の「コメット」も、上のスタッズタイプはイヤリング、下は彗星から尾が出ているデザインのピアスと、ひとつの耳にレイヤードしてみました。

 つけ方を少し変えるだけでぐっとモード感が出ますが、ともするとコスチュームジュエリーのようにも見えてしまうので、服装はカジュアルになりすぎないほうがベター。

 上質な服に、あえて耳元で「はずす」のが洒落て見えるコツだと思います。モチーフの中でも、ハートやフラワーなど、甘めのものを重ねると、トゥーマッチに見えてしまうのですが、辛口が持ち味のスターなら大丈夫。

 品よくレイヤードすることで、お洒落感は格段に上がりますので、ぜひ試してみてください。

マドモアゼル シャネルが大好きだったという「コメット(彗星)」。ダイヤモンドで彩られた5つの角を持つモダンなフォルム。

「デイリーにつけるなら、素肌にカシミアのセーターの耳元にさりげなく、というスタイルも素敵」

伊藤美佐季(いとう みさき)

ジュエリーディレクター、スタイリスト。フィレンツェに遊学、帰国後スタイリストに。数々の女性誌で活躍するほか、有名女優からも支持が厚い。近著に『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』(ダイヤモンド社)。

Column

伊藤美佐季のセンス・オブ・ジュエリー

ジュエリーディレクターの伊藤美佐季さんが指南する、大人のためのジュエリーの選び方と、つけ方のエッセンスを連載でお届けします。

2020.01.12(日)
Styling=Misaki Ito
Photographed=Masami Naruo(SEPT)
Make-up=Tomohiro Muramatsu(sekikawa office)
Hair=Kota Suizu(SEPT)
Text=Miwako Yuzawa

CREA 2020年1月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

秘密の東京。

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特別定価840円

東京は、世界でも有数の、秘密に溢れた街だと思います。見慣れた場所でも、ちょっと視点を変えれば新しい発見がある。通り過ぎてしまっているものに目を向ければ、そこにはストーリーがあります。食、建築、カルチャーなど、今回は、そんな東京の魅力を掘り下げて取材。知っているようで知らない東京に出会えます。