美容のプロたちの口コミでわかった
オーガニックコスメの賢い選び方

 ストレスフルな時代を反映してか、世の中はかつてないオーガニックブーム。今や美容にも欠かせない存在ではあるけれど何を選べばいいのかわからないという声も。美容のプロたちが数ある中から選び抜いた逸品、そして選び方の結論とは?

 そこで3回に渡って、美容のプロが導き出したオーガニックコスメを、選者の使用感とともにブランドストーリー付きでご紹介。今回はボディケア篇。また、オーガニックデビュー前に知っておきたい基礎知識は3ページ目に!

>> 第1回 「スキンケア篇」
>> 第3回 「ヘアケア篇」

「ボディケア篇」
五感に響く香りと感触こそオーガニックコスメの醍醐味

(1) メルヴィータ アルガサイエンス シー ボディセラム
150ml ¥3990/メルヴィータジャポン

 脂肪燃焼&老廃物排出を助け、脂肪蓄積を抑える3つの海洋性植物を処方。引き締まってカーヴィーなラインに。「心地いいだけじゃない、ちゃんと結果を出すボディセラム。使い始めてからウエストにくびれが!」(高橋美智子さん:美容ジャーナリスト)

 「同シリーズのオイルも隠れた名品」(宇野ナミコさん:美容ライター)

【ブランドストーリー】
 600種以上の植物素材を使用し、1年を12季に区切ってその季に合った植物とケアを提案。仏オーガニック認証機関コスメビオの元プレジデントである生物学者によって生まれ、フェイシャルからヘアケアまでトータルで揃う。価格帯も比較的低め。

(2) マノン&ジジ オーガニックデリケート デオスプレー
100ml ¥2793/コスメキッチン

 天然のコンディショニング成分に加え、幸せ物質を生むユーフォリルという成分を配合しているのも特色。「ペーパーに吹きつけてデリケートゾーンを拭き取るだけで、生理中の不快感や匂いをケアできます。ローズ&ゼラニウムの香りで気分も軽やかに」(中條直子さん:コスメキッチン・バイヤー)

【ブランドストーリー】
 可愛らしい“マノン”と、凜とクールな“ジジ”、2人の女の子をイメージしたボディケアが揃う、コスメキッチンのオリジナルブランド。ユーザーの声をもとにイタリアのオーガニックコスメ工房と共同開発した、デリケートケアのアイテムが話題。

(3) THREE コンセントレート ボディセラム
97ml ¥8400

 水分と油分をバランスよく与えられる2層設計で、ミルク化粧水のような軽さ。女性ホルモンに働きかける精油ブレンド。「ボディ乳液やクリームの重さが苦手な私にとって、このみずみずしくしなやかな肌の心地こそベストバランス。香りも品よく、強すぎません」(田中あか音さん:美容エディター)

【ブランドストーリー】
 自然の恵みと先進技術、セラピーの知恵を融合させ、2009年に誕生。地産地消、真土不二といった食養生の哲学を柱に、なるべく国産、なるべくオーガニックの自然原料を用いて成分の天然由来率も公開。モード関係者やクリエイターにも愛好者が多い。

<次のページ> Dr.ハウシュカ、ヴェレダ、テラクオーレ

2012.10.01(月)
text:Mayuko Kashiwaya
photographs:Yasuo Yoshizawa
styling:Masayo Kooriyama

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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