美容ジャーナリスト・齋藤薫が、コスメデコルテの名品コスメをとおして“今の時代を象徴する女性像”を探る好評連載第5回。


コスメデコルテ人格論 vol.5
「柔軟性こそ、才能を目覚めさせるカギ。
肌にとっても人にとっても」 齋藤薫

 “どんな肌になりたいの?”と聞くと「柔らかい肌」という答えが意外なほど多い。女性たちが知識を深めてきて、見た目にも美しい肌ほど柔らかいこと、美肌の条件をすべてクリアした肌ほど柔らかいことを知ったからなのだ。肌の柔軟性とは、スポンジのように潤いを吸収し、限界を超えてキレイになれる潜在能力、そう定義づけてもいい。

 人の“柔軟性”も、逆境に強く、ダメージも上手に跳ね返す力、どんな問題も難なくすり抜ける力を言う。従って“柔軟性をもった女”は、どんな場面にあっても冷静さと穏やかさをもって対処ができる。だから物事をうまく運べるだけでなく、いつの間にか周囲の人の心を捉えてしまう。柔軟性は大人にいちばん必要なものと言ってもいいくらい。仕事ができて、好感度も高い、それは柔軟性がもたらす理想なのだ。

 ましてや柔軟性があると、心も強くもてるもの。ピンと張った糸は切れやすいが、そこにしなやかさがあれば絶対に切れない。心が切れないって、大人として結果を出していく上でとても大切なことだと思う。

 化粧品で言えば乳液。柔らかな肌をつくる上でも絶対のカギとなるが、もしも一品だけしか化粧品を選べないなら、私は迷わず乳液を選ぶだろう。水分と油分のブレンドである乳液は、両方の役割を巧みに果たし、たっぷり使えば、マッサージにもパックにも使えて、何よりもトラブルの元凶、乾きを止める力技では、何にも負けない。次に使う化粧品の浸透をも高め、潤いを引き込む肌にしてくれるのだ。つまり、乳液は生まれながらにして、“ブースター=効果を底上げする”働きを備えている。まさに柔軟そのもの!!

 そうした乳液の魅力を見事に凝縮させたのが、このコスメデコルテ プリム ラテなのである。洗顔後すぐ、するする入っていく特性を生かし、ブースターアイテムとして提案する乳液。じつはコスメデコルテ、もともと洗顔後すぐ乳液を使う“乳液先行”を提案してきており、プリム ラテは、乳液の役割をしっかり果たすのに、みずみずしい、今までになかった新感触。乳液は必要ないと思っていた人をも、いつの間にか“虜”にしてしまう一品。これも柔軟性の賜。柔軟性がいかに重要かわかったはず。

 肌にも化粧品にも、そして人にも柔軟性はマストのマストなのである。

コスメデコルテ プリム ラテ

べたつきが苦手な人でも使える軽やかな感触ながら、肌にしっとり潤いを与え、ダメージ部分まで柔軟にする新感覚の“ブースターミルク”。洗顔後、一番初めに使用すると、次に使うアイテムの浸透をサポート。油水分のバランスを整え、バリア機能を高めることで、肌アレ・乾燥をしにくく、毛穴の目立たない肌へ。“森のバター”アボカドをはじめ、果実や植物から抽出したオイルを配合。ハーブの香りも爽やか。150ml ¥4725

URL www.cosmedecorte.com
フリーダイヤル 0120-763-325

齋藤薫 Kaoru Saito

女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『人を幸せにする美人のつくり方』(講談社)、『大人になるほど愛される女は、こう生きる』(講談社)、『The コンプレックス』(中央公論新社)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数

2012.09.07(金)
text:Kaoru Saito
photograph:Hajime Watanabe

CREA 2012年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人の24時間

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