うなぎ屋さんだけじゃない! レタスの人気

 周辺で聞き込みをすると、レタスは近所の人気者で、あちこちにその片鱗を見ることができる。

不動産の「大樹ホーム」

 このネコの絵は「八百勇」の壁に貼ってあったのと同じだ!

 ここの社員さんが大のレタスファンで、いつも絵をかいたりカレンダーやうちわを作ってくれるのだそう。

店内にはレタスのベッドまで

 ふらりと遊びにきては、この木製のベッドで昼寝していくんだって。

 すごい愛されようだなぁ、レタス。

 さて、17時。ご近所クチコミナンバーワンの「八百勇」はますます活況を呈してきた。

「ネコの手も借りたいっていうから戻ったよ」

 はい、すみません。

 お忙しいところおじゃましました。

あ、外観写真を撮ろうとしたらおじさんが入ってしまった

 オノレ撮りなもので、どうもツメが甘い。

 写真は、これからがんばりたいと思います。

「さいにゃら~」

 店に戻った5分後に寝るレタス。お、お疲れ様でした!

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【レタスがいるお店】
八百勇

住所 東京都杉並区阿佐谷北2-1-8
勤務時間 暑すぎず寒すぎないとき

梅津有希子 (うめつ ゆきこ)
編集者・ライター。1976年北海道生まれ。ヤマハ勤務の後、FMラジオ局、編集プロダクションなどを経て、2005年に独立。女性誌や単行本、webを中心に、ペット、料理、美容など幅広いジャンルで活動中。『CREA Cat』『CREA Dog』を毎号担当するほか、別冊マーガレットの『青空エール』(集英社/河原和音)の監修も務める。著書に『吾輩は看板猫である』『吾輩は看板猫である 東京下町篇』(文藝春秋)、『We are ブサかわねこ』(角川書店)、『終電ごはん』(幻冬舎)がある。
公式サイト:umetsuyukiko.com Twitter:@y_umetsu

Column

梅津有希子の商店街ネコ探訪

大人気のネコフォトブック『吾輩は看板猫である』、そしてその第2弾の『吾輩は看板猫である 東京下町篇』の著者、梅津有希子さんが、看板猫を探して、今度は商店街を巡ります。

2012.08.31(金)