星付きの和食と
オランダデザインのアメニティ

「Anytime for youーお好きな時に」の和食弁当。秋刀魚甘露煮、煮豆(大豆)、はじかみしょうが、焼き蒲鉾、シメジ艶煮、栗甘露煮、紅葉麩、大根膾、蟹の柚子風味、サーモン箱寿司、照り焼きチキン、小松菜ナムル、赤パプリカ、竹皮包み俵にぎり、お味噌汁、和菓子。

 KLMオランダ航空の日本発着便は、和食メニューにも力を入れている。考案しているのは、「ホテルオークラアムステルダム」和食部門の富川正則総料理長。同ホテル内のレストラン「山里」は、ヨーロッパの懐石料理店としてミシュランの星(1ツ星)を獲得した最初のレストラン。

和食コースの前菜例。海老の手まり寿司、蟹のきゅうり砧巻き梅ソース添え、花蓮根、博多卵焼き明太子添え、スモークサーモン燕巻き黄味酢添え、鶏モモ肉照り焼き、茎ブロッコリー、お新香。
和食コースの主菜例。筍ご飯、人参、えんどう豆、どんこ椎茸旨煮、ロール白菜巻き、鮭の木の芽味噌焼き、鯛とわかめの茶碗蒸し、お味噌汁、お新香。

 富川総料理長は、日本の味付けにこだわりながら、ご飯が乾かないように炊き込みご飯にしたり、前菜を美しく盛り付けたり、工夫をしているという。「Anytime for youーお好きな時に」には、とんかつや和食弁当が用意されている。

「オテルオークラアムステルダム」和食部門の富川正則総料理長。

 会場内では、機内アメニティも紹介された。ファッションデザイナー、ヤン・タミニュ氏のデザインで、「デザインの国」と呼ばれるオランダらしいハイセンスなデザインのポーチだ。

ヤン・タミニュ氏のデザインのアメニティポーチ。
KLMオランダ航空のオリジナルコスメと、2018年10月から配られる新デザインのアメニティポーチ。

 機内のウォッシュルームやポーチの中身に使われているコスメは、KLMオランダ航空が、オランダの自然派コスメブランド「リチュアルス」と、ライクス・ミュージアム(アムステルダム国立美術館)とコラボレーションして、オリジナルに開発した製品。容器のデザインは、同美術館所蔵の、東インド会社が製造した壺の柄を模している。

 また、ビジネスクラスで配られる「デルフトブルー」のミニチュアハウスは、中に「ジュネーヴァ」と呼ばれるオランダのジンが入っているギフト。

 コレクターズアイテムとしても人気が高く、「KLM House」というアプリをダウンロードすれば、それぞれのハウスの歴史などを知ることができるうえ、もらったハウスにマークを付けることもできる。ミニチュアハウス集めがますます楽しくなるアプリだ。

「デルフトブルー」のミニチュアハウスは98種類もある。

 アムステルダムの運河沿いに実在する家々のミニチュアで、98種類もある。同社のリピーターのなかには、同時に配られるリストを見て、欲しい番号を指定する搭乗客もいるという。

 KLMオランダ航空のビジネスクラスは、従来からの様々なサービスに機内食の新サービスが加わり、ますます快適なフライトとなっている。

KLMオランダ航空
http://www.klm.com/home/jp/ja

たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)
トラベル&スパジャーナリスト。渡航150回超・70カ国超、海外スパ取材250軒超、ダイビング歴800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は4刷で、台湾・中国にて翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』も中国で出版された。『ファーストクラスで世界一周(仮題)』近日刊行予定。
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2018.06.03(日)
文・撮影=たかせ藍沙