# 昆虫料理
メキシコ南部のオアハカ州は、スペイン征服前からの先住民族の文化が残る地域。ここでは動物性たんぱく質をとるために、古くからイモムシやバッタなどの昆虫を食用としている。
レストランで「チャプリン」というサルサを提供されることがあるが、これはチャプリネスというバッタのサルサ。コクがあってけっこう美味。
![ロスカボスのレストラン「テナンゴス」で取材のために特別に用意されたサソリ。高級珍味。【G】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/-/img_17a266dfcf8405aec5e6535bdd539b4074969.jpg)
![「テナンゴス」のエスカモーレス(蟻の卵)。【G】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/4/-/img_04a8b0b8d3614b81724dfdd3dd51f47e188136.jpg)
![先住民族オトミ族の「テナンゴ刺繍」が飾られている「テナンゴス」。ちなみにこの刺繍は、かつてエルメスのスカーフデザインにも採用された。【G】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/-/img_505f25f8f1b380a830271381006b7023133207.jpg)
![メキシコ・シティのおしゃれな市場「メルカード ローマ」で売っているチャプリン(中央)。左はチャプリネスそのもので、見た目が少々グロテスク。【G】](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/-/img_0310cd244ae40992829040dc750c5886128465.jpg)
2018.07.09(月)
文・撮影=請川典子
メキシコ南部のオアハカ州は、スペイン征服前からの先住民族の文化が残る地域。ここでは動物性たんぱく質をとるために、古くからイモムシやバッタなどの昆虫を食用としている。
レストランで「チャプリン」というサルサを提供されることがあるが、これはチャプリネスというバッタのサルサ。コクがあってけっこう美味。
2018.07.09(月)
文・撮影=請川典子