極上のリゾートライフをロスカボスで
2018年3月、メキシコ・ロスカボスに「ル ブラン スパリゾート ロスカボス」がグランドオープンした。

ロスカボスが位置するのは、バハ・カリフォルニア半島の先端。目の前に広がる見渡す限りの海には、毎年冬から春にかけてクジラが出産&子育てのためにやってくる。海岸線にはリゾートホテルや別荘が立ち並び、マリンアクティビティが豊富で、メキシコ有数のリゾート地として発展を続けている。
この地の気候帯は乾燥帯となる。空気がからりとドライで、「365日のうち360日が晴天」と言われるほど、雨が降るのが珍しいという。温暖湿潤な日本からのバケーション先として、いかにも非日常で、最高の気候といえるだろう。

「ル ブラン スパリゾート ロスカボス」は、カンクンを中心に展開するパレスリゾーツの10軒目となる、最高ランクのラグジュアリーリゾート。18歳未満の宿泊は不可とする大人限定、さらに滞在中に一切のチャージが発生しないオールインクルーシブリゾートだ。


オールインクルーシブというのは、前述したように「滞在中に一切のチャージが発生しない」ということだが、もっと詳しく&平たく言うと「朝昼晩の3食のすべてが宿泊料金にインクルード。プールサイドで飲むカクテルも飲み放題、ティータイムにいただくケーキだって食べ放題」ということだ。

旅先では心身ともにリラックスするためにリゾートホテルを選ぶわけだが、せっかくなのでちょっとくらいは贅沢したい。ディナーのあとには食後酒をいただいて、もちろんデザートも食べてまったりと過ごしたい。
そんなとき、やっぱりチラリとでも考えてしまうのがお財布の中身。ラグジュアリーな旅を提案しておきながら、こんなケチなことを書いてしまって恐縮だが、多くの方に頷いていただけるのではないだろうか。


もちろん、たとえば希少価値の高いワインや、高価なスパメニューなどのリゾート内サービス、またリゾート外でのアクティビティなどについては有料となるが、これについてもお得に利用できるサービス「リゾートクレジット」が用意されているので、後述することにしよう。
このオールインクルーシブでの滞在を実際に体験してみたところ、思っていた以上に快適で、本当に心からリラックスできるものだということがわかった。
2018.06.18(月)
文・撮影=請川典子