極上のリゾートライフをロスカボスで
2018年3月、メキシコ・ロスカボスに「ル ブラン スパリゾート ロスカボス」がグランドオープンした。
![リゾート地としてメキシコ東岸のカンクンと並び称されるロスカボスに、新しいリゾートが誕生した。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/-/img_51a8854289bd22223a793af6366444cd145864.jpg)
ロスカボスが位置するのは、バハ・カリフォルニア半島の先端。目の前に広がる見渡す限りの海には、毎年冬から春にかけてクジラが出産&子育てのためにやってくる。海岸線にはリゾートホテルや別荘が立ち並び、マリンアクティビティが豊富で、メキシコ有数のリゾート地として発展を続けている。
この地の気候帯は乾燥帯となる。空気がからりとドライで、「365日のうち360日が晴天」と言われるほど、雨が降るのが珍しいという。温暖湿潤な日本からのバケーション先として、いかにも非日常で、最高の気候といえるだろう。
![ロスカボスでは乾燥に強いサボテンが、日常風景に溶け込んでいる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/2/-/img_82c53645565de11ac2d19b99cd9c2316111847.jpg)
「ル ブラン スパリゾート ロスカボス」は、カンクンを中心に展開するパレスリゾーツの10軒目となる、最高ランクのラグジュアリーリゾート。18歳未満の宿泊は不可とする大人限定、さらに滞在中に一切のチャージが発生しないオールインクルーシブリゾートだ。
![滞在中にはフロアバトラーがさまざまな要望に応えてくれる。「午後9時にゲストルームにアロマをたいておいて!」というお願いもお手のもの。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/-/img_503908fdae284342be76e4bc8e9fef40101818.jpg)
![海から吹く風を頬に受けながらプールを見下ろす「ブラン ファイヤー ラウンジ」。毎日17時からはバイオリンなどの生演奏も。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/-/img_e1a308eaecd66ee8bae803b0b286e911138994.jpg)
オールインクルーシブというのは、前述したように「滞在中に一切のチャージが発生しない」ということだが、もっと詳しく&平たく言うと「朝昼晩の3食のすべてが宿泊料金にインクルード。プールサイドで飲むカクテルも飲み放題、ティータイムにいただくケーキだって食べ放題」ということだ。
![プールサイドのレストランで朝食タイム。オアハカスタイルの「タマーレス」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/2/-/img_526aa7da36079c2ead8de3fa631f1e35112476.jpg)
旅先では心身ともにリラックスするためにリゾートホテルを選ぶわけだが、せっかくなのでちょっとくらいは贅沢したい。ディナーのあとには食後酒をいただいて、もちろんデザートも食べてまったりと過ごしたい。
そんなとき、やっぱりチラリとでも考えてしまうのがお財布の中身。ラグジュアリーな旅を提案しておきながら、こんなケチなことを書いてしまって恐縮だが、多くの方に頷いていただけるのではないだろうか。
![波の音を聞きながら、プールサイドで時間を忘れて(ついでにお財布のことも忘れて)過ごせるなんて最高!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/-/img_dd733e70fd19a2f1daa5eeec835e98e2146680.jpg)
![ワインを片手に読書でも。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/f/-/img_df76d2bdca61924af8dfae9388d2edfa134579.jpg)
もちろん、たとえば希少価値の高いワインや、高価なスパメニューなどのリゾート内サービス、またリゾート外でのアクティビティなどについては有料となるが、これについてもお得に利用できるサービス「リゾートクレジット」が用意されているので、後述することにしよう。
このオールインクルーシブでの滞在を実際に体験してみたところ、思っていた以上に快適で、本当に心からリラックスできるものだということがわかった。
2018.06.18(月)
文・撮影=請川典子