東大阪市に日本初のラグビー専用グラウンド・花園ラグビー場ができたのは、昭和4年のこと。そして、ラグビーボールの形がカレーパンに似ている? さらに、カレーで知られるハウス食品大阪本社もあることから、「カレーパンをご当地グルメにしよう」と、東大阪にはカレーパン会があります。

「カレーパン」180円。
店主の大谷朋子さん。

 そのカレーパン会に参加し、2種類のカレーパンを作っているのが、「natural bread KAEDE CAFE」の店主・大谷朋子さん。近鉄布施駅から歩くこと5分余り。古い建物が残る暗越奈良街道沿いで、ブルーの外観が一際目立つお店です。

 店内に入ると、カウンターにパンが並べられていて、その奥が厨房。大谷さんが笑顔で迎えてくれます。

 テイクアウトはもちろん、2階のカフェでイートインもOK。古い民家を改造したお店はとても居心地がよく、2階でおしゃべりを楽しんだり、ゆっくり寛ぐ客も多いのだとか。

左:鮮やかなブルーが目を引く。
右:こちらは1階。ほっこりする雰囲気です。
パンが並ぶ様子。ほかにも「こだわりのイギリスパン」は1/2本300円。

 「子供が小さい時、家庭でパンを手作りしていたんです。そのうちもっとおいしいパンを作れるようになりたいと思い始め、教室に通いました。パン作りがどんどんおもしろくなり教室で3年働いた後、友人に教え始めると、販売してほしいと言われるようになって」と大谷さん。

 2014年、布施駅近くで「無添加パン工房 楓」を開業。2017年2月1日にカフェを併設した現在のお店に移転しました。

左:2階のカフェスペースへと通じる階段。
右:2階では「モーニング」400円~(7:30~10:00)、「ランチ」800円~(11:00~14:00)やパンと飲み物がいただける。

 大谷さんは、午前4時前に厨房に入ってパン作りを始めます。午前7時頃、イギリスパンが焼き上がり、7時30分にお店をオープン。

 カフェでは、「モーニング」として、イギリスパンのトーストやたまごサンド、ライ麦パンのソーセージドッグを香り高いコーヒーと。そして、ランチタイムには、手作りパンと日替りスープ、日替りサラダのセットの他、玄米のカレーライスなどを提供しています。その後も閉店まで、大谷さん自らが焼いたパンを使ったフレンチトーストなどのメニューが楽しめます。

<次のページ>ふんわりスパイシーで香り豊かなカレーパン

2018.01.30(火)
文・撮影=そおだよおこ