1000年前の動植物を
復活させるプロジェクト

約32キロのトレッキングロードは発見の連続。

 市内から車で約5分。「ジーランディア」は、中央にダムを抱く225ヘクタールもの敷地をフェンスでガードし、1000年前のニュージーランドの自然を復活させようと試みる都市型エコ・サンクチュアリー。

飛べない鳥“タカヘ”は、ニュージーランドの固有種。

 鮮やかなブルーが美しい大型の鳥“タカヘ”などの在来種を守り、外来種の植物などは植え替え、本来の姿を取り戻そうとしている。

 最終的なゴールまではこの先500年もかかるという長期展望のプロジェクトながら、新たに18種の野生動物を復活させ、そのうち6種は100年間以上も消滅したままだった種だという。

メイン棟では展示を通して、動植物について学ぶことができる。敷地内は外から動植物が入らないよう、高いフェンスがめぐらされている。

 敷地内は32キロのトレイルが整備されている(車イスにも対応)。緑の息吹を深呼吸しながら、頭上を見上げれば、小さな鳥たちがぴょんぴょんと枝から枝へと渡り、葉っぱをよけるとそこにトカゲを発見することも。

 穏やかな水をたたえたダムの眺めにも癒される。

Zealandia(ジーランディア)
所在地 53 Waiapu Rd, Karori, Wellington
電話番号 04-920-9213
開館時間 9:00~17:00
http://www.visitzealandia.com/

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2017.09.20(水)
文・撮影=古関千恵子