オットセイが暮らす浜まで
都心からわずか30分!

ワカメにまみれて、ごきげんの様子。

 4WDを駆って、山岳地帯を越えて荒々しい海岸線を行くサファリツアー。お目当ては、タスマン海に面した海岸線で気持ちよさそうに日向ぼっこをしているオットセイたち!

4WDでビーチも疾走。山あり、海あり、大自然を感じるサファリツアー。

 ツアー一行はラフロードを登り、まずはブルックリンヒルへ。ここからはウエリントンの街やクック海峡、そして海の向こうのニュージーランド南島を一望。険しい山道をアップダウンしながら、シカやヤギの牧場に立ち寄り、山を越えた先のトン岬へたどり着く。

 タスマン海に面したトン岬は火山島特有のグレイの砂に、風雨で浸食された断崖絶壁がそそり立つ男性的な印象。風が強く、このエリアが別名“ウィンディ・ウエリントン”と呼ばれていることを思い出す。

保護色で最初は見極めがつかないけれど、コツをつかんで探してみると、あちこちに昼寝中のオットセイたちを発見。
波音の子守唄に包まれ、すやすや、すやすや。

 岩場をよくみると、ワカメなどの海藻の上に保護色のオットセイたちを発見! 温かい日差しに眠たくてしかたないという表情の彼ら。

 それでも近寄りすぎると、吠えて威嚇してくる。さらに近寄ると、面倒くさそうに身体を起こして海の中へ。

 26頭までは数えたけれども、もはや数え切れず、聞くところによると、その数100~150頭とも。彼らの自由気ままな姿に、思わず目尻が下がりっぱなしだ。

サファリツアーの目的地、トン岬。荒々しい印象のビーチ。

 オットセイウォッチングの後は、雄大な海岸線を眺めながら、温かいコーヒーで一息。さて帰路。山間のワインディングロードを遠くまで走った気がしたけれども、帰り道はわずか30分で街の中心地に到着。

 こんなワイルドな浜辺が首都のすぐそばにあるなんて、びっくり!

Seal Coast Safari
(シール・コースト・サファリ)

電話番号 04-801-6040
料金 125ニュージーランドドル/3時間
http://www.sealcoast.com/

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2017.09.20(水)
文・撮影=古関千恵子