いよいよ夏本番! CREAは今年も北から南へ、ニッポン探しの旅に出ました。極上のうに丼、きりっと冷えた流しそうめんに、かき氷――旅先で出合うごちそうは、記憶に残る格別の味ばかり。さあ、この夏はどこへ行こうか?

全12種類のかき氷を食べ比べ!

「平宗 法隆寺店」の柿氷。奈良県の名産、柿を使った素朴な甘さ。

 奈良県はいま、空前のかき氷ブーム! 全国からかき氷好きが集まり、個性豊かなお店が数多くある、“かき氷の聖地”なのです。かき氷店をはしごする、スタンプラリーも大人気だとか。甘いものはたくさん食べられない、という方もご安心を。さっぱり、甘すぎない優しい味ばかり。奈良公園のすぐ目の前の、氷室神社という氷の神様を祀る神社に、ブームの理由があるのですが、そちらは誌面にて。(編集H) » 目次をみる

旅情たっぷりの北国の夏に会いに

尻屋崎の寒立馬。ここは日本? と目を疑うダイナミックな光景が広がる。

 今月号の表紙、そしてファッションページはオール青森ロケで撮影しました! 青森のノスタルジックな光景の中に、今期のレトロモダンなファッションが優しく溶け込んでいきます。津軽ではこの地で育った太宰治に思いを馳せ、下北半島の突端で放牧されている寒立馬のたくましく美しい姿に魅了され……思わず旅に出たくなるような、本州最北の地は、ノスタルジーを誘う豊かな文化と大自然の息吹を感じる土地でした。(編集F) » 目次をみる

瀬戸内海のグルメな島旅へ

人生で一度は食べたい「吉田牧場」の絶品チーズを紹介!

 備前焼や後楽園などで有名な県ですが、実はいま美食家が県外からこぞって訪れているという岡山と香川。そのブームの理由を探るべく「ワインとチーズと島旅」をテーマに取材を敢行! いまもっとも話題のワイナリーや、「日本一手に入りづらい」といわれるチーズ牧場、島の美食やアートを求めて旅をする2泊3日。そこにはおいしい海の幸と山の幸、刺激的なアートや絶景まで、大人の好奇心をくすぐる出会いに溢れていました。(編集K) » 目次をみる

心癒す日本の“涼”を訪ねて

誌面では郡上おどりの代表曲「かわさき」の踊り方も解説しています!

 今号担当した岐阜を訪れたのは6月頭。気温は過ごしやすく、でも夏を思わせる、抜けるような青空に恵まれ、写真もばっちり(その出来は誌面で)。養老焼肉街道や高山の古い町並みも素晴らしかったですが、一番印象に残ったのは郡上八幡。町のど真ん中を吉田川が流れ、さらにあちこちに水路が広がり、町のどこを歩いても水の音が聞こえます。今度の夏休み、日本一ロングランな盆おどり「郡上おどり」の時期に必ず来ようと心に誓いました。(編集G) » 目次をみる

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 CREA編集部員が、取材裏話のほか、連載の見どころなどをツイッターで発信中です。#crea_editを付けてのCREAへの応援メッセージもお待ちしています!

Column

「CREA」今月号の見どころ

「CREA」最新号の見どころを紹介していきます。

2017.07.06(木)
photographs=Tamon Matsuzono、Wataru Sato

CREA 2017年8月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

夏休みと、ごちそう。

CREA 2017年8月号

47都道府県の旅で見つけた
夏休みと、ごちそう。

定価780円