たとえば、あの人気作家がiPhoneで聴いている音楽、人気ミュージシャンが影響を受けた本、村上春樹の小説にも登場する“伝説のジャズ喫茶店主”のこだわり……。ページを繰れば、名作・名曲・名店の背景がたっぷり。そして人気作家をコンシェルジュに起用した“CREA書店”企画も! 永久保存版の1冊です。

岡村靖幸さん&ほしよりこさん対談!

誌面もLINE形式でレイアウトしてみました。

 本や音楽、コーヒーの話をしていただくと、自ずとその方の人生観に触れることになる。どの取材でも思いましたが、岡村靖幸さん&ほしよりこさん対談はとくに。実は今回、やむをえない事情でLINE対談となったのですが、LINEを使うことでより鮮明になった部分がある気がします。誌面では、お二人の文面をできるだけそのまま掲載しています。アーティスト同士の、あるがままのやりとりをぜひご覧ください。(編集I) » 目次をみる

小説や歌詞に登場するコーヒー

「プラトン的恋愛」(金井美恵子作)に登場するワンシーン。

 フードが登場する作品はたくさんあるものの、コーヒーが真に魅力的な役割を果たす作品を知りたい! というお題でスタートしたこの企画。作品探しに難航しながらも、CREAのシネマ連載でも毎号素敵なセレクトをしてくれる青野賢一さんが発掘した2つの作品は、いずれも「コーヒー」がいい仕事をしています! 青野さんのエッセイも、読み応えありますよ。さらに作中のテーブルにのるお料理レシピも掲載。作品に触れながら、ぜひ作ってみてくださいね。作品がより深く沁み入るはずです。(編集U) » 目次をみる

村上ファンは世界50カ国以上に!

机いっぱいに並ぶ世界中の翻訳本。ちなみに、はじめて翻訳されたのは台湾だそう。

 音楽やコーヒーが重要な要素となる村上春樹さんの作品。”Coffee”、”Jazz”、”Opera”など、A to Zの形式で、その魅力を読み解く企画を作りました。写真は、ファンの聖地「6次元」のオーナー・ナカムラさんが見せてくださった、世界中で翻訳された村上作品コレクション。50カ国以上で翻訳されており、中にはヘブライ語やモンゴル語など、珍しいものも! 各国のイメージや流行などもあり、一味違った村上ワールドにワクワクしました。(編集S) » 目次をみる

夏のカルチャーさんぽなら鎌倉へ

鎌倉駅西口そばの「カフェ ロンディーノ」にて。自家製プリンとブレンドコーヒーは地元人の定番メニュー。

 地元の人が日常の中で自然に、本、音楽、コーヒーを楽しんでいる町・鎌倉。地元在住のライター赤澤かおりさんと、ミュージシャン・小川コータ&とまそんのおふたりにおすすめスポットを伺いました。鎌倉駅で電車を降りると、少し潮の香りがして、時間がゆっくり進んでいるみたい。地元で20年以上愛されるカフェや何時間でもいたくなる古書店など、のんびり楽しめる名店・スポットをたっぷりご紹介します。(編集K) » 目次をみる

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編集部員が最新号の見どころをtweet中!

 CREA編集部員が、取材裏話のほか、連載の見どころなどをツイッターで発信中です。#crea_editを付けてのCREAへの応援メッセージもお待ちしています!

Column

「CREA」今月号の見どころ

「CREA」最新号の見どころを紹介していきます。

2017.08.04(金)
photographs=Shunya Arai(YARD)、Kiichi Fukuda
、Wataru Sato、Ichisei Hiramatsu

CREA 2017年9月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

本と音楽とコーヒー。

CREA 2017年9月号

100人の、人生を豊かにする1冊、1曲、1杯
本と音楽とコーヒー。

定価780円