熱風で包み込み、素早く加熱
冬の寒い朝はついギリギリまでベッドにもぐりこんでしまいますよね。でも、寒さに負けず、元気に過ごすためには、朝食はしっかり取りたいところ。そこで今回注目するのは“外はサクッ、中はもちっ”のおいしいトーストを素早く焼ける、シロカの「ハイブリッドオーブントースター」です。
シロカ「ハイブリッドオーブントースター ST-G111」
35,000円(税抜)
http://siroca.co.jp/kitchen/hybridtoaster/
シロカといえば、ホームベーカリーやコーヒーメーカーなど、安価で機能的な家電で有名ですが、こちらのオーブントースターは、最近人気を集めている2万円を超える高価格トースターに分類されます。特徴は、ムラの少ない素早い加熱。
ポイントのひとつは、庫内上部に搭載された「グラファイトヒーター」です。このヒーターは鉛筆の芯などに用いられるグラファイト=石墨を発熱体としたもので、熱伝導率が高く、遠赤外線照射量が多いのが特徴。ダイヤルを回してわずか0.2秒で立ち上がり、庫内がすぐ高温になります。
また、加熱時に明るく光るので、奥側の焼き具合まで一目で確認できるのも嬉しい! ちなみに、庫内下部には一般的なヒーターを搭載して、加熱バランスを整えているのだそう。
もうひとつのポイントは庫内奥に搭載されたファンを使った「コンベクション(熱風対流)機能」。これは、グラファイトヒーターによる加熱と同時にファンで「風」を送ることで、庫内に熱風の対流を生み出す仕組み。これにより、食材を熱風で包み込むことができ、焼きムラを抑えられるというわけです。
2016.12.18(日)
文・撮影=齋木香奈美