水天宮前駅に直結する「ロイヤルパークホテル」のスフレパンケーキ

 地下鉄半蔵門線、水天宮前駅に直結する「ロイヤルパークホテル」のロビーラウンジ「フォンテーヌ」で、2016年11月7日(月)から2017年1月31日(火)までの期間限定で提供をはじめたスフレパンケーキ。

スフレパンケーキは平日の13:30~16:30に、2種類提供している。こちらは「スフレ パンケーキ 焼きリンゴとベリー&アイス添え」2,000円。

 このメニュー、「おいしいスフレパンケーキを提供したい!」との、笹井高志総支配人のひと言からレシピ開発がはじまった。その特命を受けたのは、ペストリーシェフの齊藤雅之さん。「ナルハヤでお願い」との総支配人の言葉を受け、約1カ月の試行錯誤を経て販売をスタートした。

ちょっと角が立つくらいまで卵白をホイップ。

 「使う材料は、小麦粉、クリームチーズ、砂糖、卵といたってシンプル。だからこそ、ちょっとした配合のさじ加減が味を左右します」と、齊藤さん。

 ソースやトッピングの味に合わせて卵白に加える砂糖のボリュームを調整し、しっかり中まで火を通しつつ、ふんわり感を保つために必要な焼き時間は約6分。何度も試作を繰り返して完成したレシピで作ったスフレパンケーキは、3度目のプレゼンでようやく総支配人からのGOサインがでた。

左:生地をセルクルに流し込んで美しく焼き上げる。
右:パウダーシュガーを振って仕上げる齊藤さん。

 「上品なスフレパンケーキにするために、生地の色にこだわりました」と聞いて、焼きあがったばかりのパンケーキにナイフを入れてみたところ……ふんわり真っ白! 黄身の色が薄い特別な卵を使用することで、色白な生地になるのだとか。スフレのふわふわ感をより楽しむためには、スプーンで食べるのもおすすめだ。

「スフレパンケーキ パッションマンゴーソース ベリー」2,000円。マンゴーソースは、フレッシュマンゴーとパイナップルの果肉入り。

 提供するのは、ソースが異なる「焼きリンゴとベリー」「パッションマンゴーソース ベリー」の2種類、どちらもバニラアイスが添えられている。

 まずはパンケーキに何もつけずにひと口。最初に口の中に広がるのは、ほんのりクリームチーズの風味! まるでチーズケーキのような味わいだ。「焼きリンゴとベリー」にはちょっぴりビターなキャラメルソース、「パッションマンゴーソース」は果肉入りでさっぱりといただける。友だちと訪れて、両方の味わいを食べ比べても楽しいだろう。

焼きあがったばかりのスフレパンケーキ。熱々をいただこう。

 「ロイヤルパークホテル」は、安産祈願などのご利益で知られる水天宮に隣接する。地下鉄ならば半蔵門線水天宮前駅に直結するが、日比谷線・都営浅草線人形町駅からも徒歩圏内だ。

 人形町といえば、ドラマのロケ地としてもたびたび名のあがる、下町風情溢れる町。たい焼き、豆腐、卵焼きやいなり寿司を売るお店などがずらりと並ぶ「甘酒横丁」も魅力的な観光エリアだ。

 下町散歩のついでに、ホテルのラウンジで優雅にスフレパンケーキ。そんな冬の休日をぜひ。

ロイヤルパークホテル
所在地 東京都中央区日本橋蛎殻町2-1-1
電話番号 03-3667-1111(代表)
※ロビーラウンジ「フォンテーヌ」でのスフレパンケーキの提供は平日13:30~16:30限定となります
http://www.rph.co.jp/
https://www.facebook.com/rph.tokyo

2016.12.10(土)
文・撮影=CREA WEB編集室