Magnificent View #973
アガデス・モスク(ニジェール)
(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
西アフリカの国ニジェールで、初にして唯一の世界遺産が、サハラ砂漠の古都にあるアガデスの歴史地区。ウラン交易の中継地として賑わう都会の中には、16世紀に建てられた宮殿やモスクが多く残されている。
その中でも印象的な建物が、アガデス・モスク。ご覧の建物は、敷地内にある高さ27メートルのミナレットだ。外壁に突き出した棒が、まるでサボテンのように見えるが、これは単なるデザインではなく、修復の際に足場として使われるものなのだそう。
ここが最もにぎわうのは、礼拝が行なわれる金曜の昼。街じゅうの人々がモスクの前に集まり、一斉に祈りを捧げる光景は圧巻だ。
観光客でも、礼拝時を除けば、モスクの見学は可能。ミナレットの中の階段を昇れば、頂上から土と泥でできたアガデスの街並みを一望することができる。
文=芹澤和美
