界 玉造の前を流れる玉湯川は、桜の名所。昼と夜でがらりと表情を変える桜を愛でるプランを用意している。 界 津軽の津軽四季の水庭は、春夏秋冬それぞれの津軽の表情を表現する施設。3月から4月にかけては、津軽の伝統工芸で待ち望んでいた春の訪れを演出する。 「雪どけデセールセット」はかまくらの演出、右の「雪下人参茶」は綿あめに熱い茶を注ぐことで雪どけを表現する。 夜桜を鑑賞するための人力車は、クッションを増量してしなやかな乗り心地に仕立てた界玉造専用の車両。 1300年前から湧き出ている玉造温泉は、『出雲国風土記』に「一度入ると姿形が美しくなる」と記される、日本最古の美肌の湯として知られる。 庭園に咲き誇る花と、「花暦行灯」を彩る消しゴムはんこ作品の花の両方を楽しむことできる。夜の庭園では、季節の花をイメージした和菓子と「花咲くお茶」が用意される。 消しゴムはんこ作家の津久井智子氏は、静岡県熱海市を拠点に活動中。津久井氏が手がけた繊細で美しい作品を用いて、オリジナルの提灯を作る。 夕食の前には、川床テラスの特等席で桜を鑑賞。ふぐの生ハム、香煎揚げ、雲丹とクリームチーズの桜餅という3種のつまみが日本酒とともに提供される。 大浴場の露天風呂では、桜を眺めながら名湯を楽しむという贅沢な体験ができる。