『発酵食品と戦争』(小泉 武夫) 戦時中に売り出された「国策栄養食製器」。玉ネギ、ニンジン、大根をすりおろして味付けし、メリケン粉を加えて捏ね、この器具に入れて押し出したものを油で揚げると、「天下一品の海老の味が出ます」と説明している(『日本生活文化史(10)』河出書房新社より)