大好きなBTSの新しい“発見”も
――最近プライベートでは、何か新たな“気づき”はありましたか?
ずっと好きなアーティストであるBTSさんが再始動したのは非常にうれしいことで、曲に関して気づいたことがあります。以前は自分が曲を好きになる理由はメロディーとかリズムが主で、歌詞はあまり注視していなかったんです。韓国語の部分がよくわからないということもあって。でも歌詞を改めて読んでみたら、さらに好きになりました。
――こういう歌詞だったのか! という驚きでしょうか?
なんとなく聴きたいなと思っていた理想のメッセージがあって、確かめたら本当にそんな歌詞だった! という感じです。
――理屈を超えたセンスはきっとお祖父さまから受け継いでいるのではないでしょうか。
どんなに頑張ったところで祖父の足元にも及びませんが、『もののけ姫』という素晴らしいストーリーにスピード、スペクタクルの3Sを落とし込み、「スーパー歌舞伎」でしかできない『もののけ姫』となるよう、自分に出来ることを積み重ねて、少しでも作品のプラスとなれるよう努めたいです。
市川團子(いちかわ・だんこ)
歌舞伎俳優。2004年1月16日生まれ。市川中車の長男。12年6・7月新橋演舞場『ヤマトタケル』ワカタケルで五代目市川團子を名のり初舞台。立役を中心に活躍の場を広げている。スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』のヤマトタケル、『義経千本桜』の狐忠信など、祖父である二代目市川猿翁(=三代目猿之助)ゆかりの大役で成果をあげている一方、『天守物語』『火の鳥』など坂東玉三郎演出の作品で新境地を開拓。市川染五郎と踊った『蝶の道行』などでは可憐な女方も披露。屋号は澤瀉屋。
※澤瀉屋の瀉は正しくはワカンムリ

