初日にすごく足が震えてしまって、どうしようかと……

――初舞台の『ジャンヌ・ダルク』の時の白井さんの演出はどんな感じだったのでしょうか。

 白井さんは何事においても丁寧で、わかりやすく、演者に寄り添う言葉を選んで演出してくださいます。私は初めての舞台で、何もわからないところから始めたので、全てが勉強という感じでした。白井さんと素敵なキャストの皆さんと一つの題材に向かって、みんなで深めあい、作品を作る作業はすごく楽しかったです。

――初舞台で怖いことはなかったですか?

 もちろん不安に思うことはありましたし、今もどうしようという気持ちがあります(笑)。

 『ジャンヌ・ダルク』では階段を昇る演出があったのですが、初日にすごく足が震えてしまって、どうしようかと思いました。でも、稽古をこれまで積み重ねてきた、その自分を信頼して、やるしかないという気持ちになれて、最後まで転ばずに駆け抜けることができました。「稽古は味方だ」とその時、改めて思いました。

 『ジャンヌ・ダルク』は100人くらいのキャストが出演していた舞台でしたが、今回は井之脇さんと池津祥子さんと3人だけ。セリフも膨大ですし、どうなるかは想像もつきませんが、客席からのエネルギーを存分に浴びながら駆け抜けたいと思います。

こだわりのサンキャッチャーとラジオメーター

――オリーとジルは、夢のマイホーム作りに奔走しますが、清原さんはお部屋やインテリアにこだわりはありますか?

 「これじゃなきゃダメ」というほどの強いこだわりはないですが、好きなものは揃えています。部屋の中で一番好きな場所はソファー。ソファーに寝転んで、サンキャッチャーという太陽の光を受けるとキラキラするアイテムを眺める時間が好きです。ラジオメーターという、陽の光で回るインテリアも置いているので、日当たりは大事かもしれないですね(笑)。

――欲望に突き進むジルですけど、清原さんは夢や目標に対して貪欲なタイプですか?

 特別貪欲、とは思いませんが、意志は強く持ちたいと思っています。「ダメそうだし、やめておこう」と最初から諦めることはしたくないですし、なんとかならないかなと粘るほうだと思います。

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