大学中退後、「ヤングハローワーク」に……

――大学はスポーツ推薦で筑波大学に進学されますが、スポーツも勉学も疎かになり、2年留年したのちに6年目で中退をされました。

 人生で一番お金に困ったのは、大学を中退してからですね。

 当時は就職氷河期の真っただ中で、まともに4年で卒業した人間ですら30~40社受けてもひとつも内定が出ない時代でした。6年もかけて中退した人間なんて誰も相手にしないわけです。

 国会議員の経験がある人間で「ヤングハローワーク」に通ったことあるの、僕だけじゃないかと思いますね。あそこに行ったら担当者が「杉村君、やりたいことを見つけなさい」って言ってくるんですよ。でもやりたいことを見つけられる人間だったら、ハローワークなんて最初から来ないですよね。「もうなんでもいいです、やれることを教えてください」っていうね。2カ月くらい通い続けましたね。

 その時は千葉の松戸にあるワンルームマンションに住んでいました。親からの仕送りも途切れて、引っ越しのバイトをやったりして食いつないでいました。

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