自分らしいスタイル探しにピッタリな東京のヴィンテージショップ6店を、スタイリストの小暮美奈子さんにご紹介いただきました。
» 第2回 今のアイテムとヴィンテージの融合 神宮前「オカイユ」
» 第3回 豊富なメゾンヴィンテージ 表参道「ライラ」
» 第4回 個性派かわいいアイテムが充実 渋谷「トロ」
» 第5回 年代物のフレンチ・ヴィンテージ 代官山「ジャンヌ バレ」
» 第6回 上質なアメカジ・ヴィンテージ 原宿「ベルベルジン」
今のトレンドに違うエッセンスを足してくれるヴィンテージアイテム
今回挙げたのはいつ行っても、何かしらよいものが見つけられる予感がする店。選ぶ目が確かでそれぞれ独自の特徴を持っています。
普通のショップで服を買うのと違って、ヴィンテージアイテムにはそのシーズンの流行などとは関係なく、自分が“本当に好き”と思えるものを探し出して、実際に触って、感じて買う楽しみがあると思います。そうして買ったアイテムを普段着ているベーシックなものに合わせてみたりすると、いつもと違うエッセンスが加わって、存在感のある、自分らしい着こなしになったりします。
買うだけでなく、たくさんの服に触れたり、お店の方の雰囲気から得られるものもすごく大きいと思います。散歩がてらでも店を覗くことで、自分のスタイルにつながる大切な何かを絶対得られると思いますよ。
◆ Jantiques (ジャンティーク)
必ず“いいな”と思うものがある店
ヴィンテージ好きやスタイリストに絶大な信頼を誇るジャンティーク。年代を問わず集められた洋服はもちろんレース生地やパーツ、アクセサリーに家具と、ライフスタイルアイテム全般が揃う。オリジナルのリメイクアイテムにも注目。
「アイテムが多彩で今の洋服と組み合わせたくなるものが豊富にあります。どんな人でも自分の好きなもの、いいなと思えるものに出合えるショップです」(小暮さん)
中:フェミニンなキャミソールは20年代のデッドストック。30,300円(税込)。
右:プリーツスカート 30,300円(税込)
Jantiques(ジャンティーク)
所在地 東京都目黒区上目黒2-25-13
電話番号 03-5704-8188
営業時間 12:00~21:00
定休日 無休
●今回お話を伺ったのは……
小暮美奈子(こぐれみなこ)さん
スタイリスト。東京生まれ。数々のファッション誌やライフスタイル誌、広告の分野で活躍するスタイリスト。ベーシックでありながら時代感覚をさりげなく取り入れたコーディネートは年齢を問わず読者の信頼を集める。
2016.02.11(木)
photographs=Hirofumi Kamaya