【冬の食材】 きび

マクロビレシピの主材料きびの説明

 「きび」はエジプトやインド、ギリシャなど文明の開けた地で早くから栽培されていたもっとも古い作物の一つです。古代中国では「黄米」と言って最高級の主食とされ、また地酒の原料ともなりました。現在でも200グラムで500円程度と決して安い食材ではありませんが、同じイネ科のヒエと並んで体を温めてくれる頼もしい食材です。

 また胃弱、胃下垂、胃潰瘍などの様々な胃腸のトラブルにいいと言われています。

 何より「桃太郎」のきび団子で知られるように、皆がお団子にひかれてホイホイついていきたくなるくらいおいしい食材なのです。

◆「きび」のマクロビレシピ

きび入り玄米リゾット

 胃弱、胃下垂、胃潰瘍などの様々な胃腸のトラブルにいいと言われている「きび」を使ったマクロビレシピ。普段の胃腸のお手当食にぜひ加えてほしい、きび入りの玄米リゾットをご紹介します。

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2016.02.19(金)
文=中村恭子
撮影=秋元良平