Magnificent View #787
ウブディア・モスク(マレーシア)
(C) R. Ian Lloyd / Masterfile / amanaimages
南国の太陽を浴びて輝く黄金のドームと、青空に映える白い壁。この美しいモスクが立つのは、マレーシア北西部にあるクアラカンサーという街。ここは18世紀後半からこの地域の君主であるスルタンが居住する古都でもあり、モスクの近隣には、宮殿を改築した王宮博物館やスルタンの公邸などがある。
ウブディア・モスクの建造は1917年。建立当時はスルタン一族専用のモスクとして使われていたが、現在は一般市民共用となり、旅行者も庭や回廊に入ることが許されている。
訪れた人が目にするのは、高床式住居が密集する集落の中に突如現われる、絵ハガキのような光景。アラビアンナイトの世界を思わせるその外観は、マレーシアで最も美しいモスクとも讃えられている。
文=芹澤和美
