キャセイパシフィック航空での旅がさらに快適に

 旧正月を楽しむという、いつもと違った香港旅行だからこそ、移動手段も宿泊先もこだわりたいもの。ゆったりと機内で過ごし、ナイト・パレードや花火にアクセス至便なデザイナーズホテルでステイを楽しみ、空港のラウンジでゆったりとくつろぐ。そんな旅なら、たとえ短くてもパーフェクトな旅となる。

 有名レストランとコラボレーションした機内食や、オリジナルの機内ドリンク、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」の4回にわたる受賞歴、快適なラウンジなど、話題の尽きないキャセイパシフィック航空。香港国際空港を拠点に、世界51カ国・地域の203都市にネットワークを広げるグローバル・エアラインだ。

スカイトラックス社のワールド・エアライン・アワードで「2014年度 エアライン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。同一航空会社で通算4回目の受賞は、航空業界で最多の快挙。

 日本と香港とを結ぶ便は、東京(成田・羽田)、大阪、名古屋、福岡、札幌、沖縄の6都市7空港から運航(姉妹航空の香港ドラゴン航空によるコードシェア便および台北経由便を含む)。合計フライト数は週120便以上と、エアラインの中で最多数を誇る。また、2015年3月30日(月)からは香港ドラゴン航空が羽田-香港線を新たに就航させ、ますます便利になる。

 直行便のフライト時間は、成田・羽田から約5時間、関空から約4時間半。香港への短い空の旅をより優雅に過ごすのなら、ぜひ話題のビジネスクラスを試してみたい。

日本・香港間をはじめとする、中・近距離路線で導入されているビジネスクラス。

 その一番の特長は、シートの心地よさ。人間工学に基づき設計した座席は、ボタン操作ひとつで、リクライニングとレッグレストの角度を調節可能。前の席がリクライニングしても圧迫感を感じない構造なので、後ろの席を気にすることなく、シートを倒すことができる。さらに、深いリクライニングや頭と首を快適にサポートするレッグレストもあって、気づけば、シートに身を委ねて深い眠りに……。

スマートフォンや携帯電話などの充電用USBポートが大助かり。携帯電話や化粧ポーチなど小物も入れられるスペースも女性にはうれしい。

 機内でエンターテイメントを楽しみたいという人は、100本以上の映画が揃うオンデマンドエンターテインメントシステムで、映画三昧を。最新式のワイドスクリーン・タッチモニターで、チャンネル操作も楽々。マルチポート・コネクターにiPodやiPhone、iPadを接続して、音楽や動画をストリーミング再生することも可能だ。

テーブルが広いので、ドリンクを置いてPCを開いても、ストレスなし。

 ちょっとだけ贅沢をしたい、という人にはプレミアム・エコノミークラス(羽田、成田、名古屋、大阪、札幌発の香港線直行便に導入)がおすすめ。空港でのチェックイン時は専用カウンターで優先搭乗が受けられるほか、無料チェックイン手荷物もエコノミークラスの通常20キロから25キロにアップ。もちろん、シートも広く、ゆったり。大型サイズの食事テーブルとカクテルテーブル、フットレスト、ユニバーサル電源コンセントや充電用USBポートもあって快適だ。

2015.03.19(木)
文・撮影=芹澤和美