Magnificent View #341
アビラ(スペイン)
(C) Atlantide Phototravel / Corbis / amanaimages
アビラは、首都マドリッドから90キロほど西にたたずむ古都。海抜1131メートルの高地に位置することから、避暑地として親しまれてきた。
その旧市街は、2.5キロにもおよぶ城壁に囲まれている。城壁が造られたのは、11世紀初頭のこと。レコンキスタと呼ばれる国土回復運動によってアビラがイスラム教徒の手から奪回された後、防備を固めるために堅固な要塞都市が築かれたのだ。
この街が世界遺産に登録された際の名称は「アビラ旧市街と市壁外の教会群」。その名の通り、城壁の外には数多くの聖堂や修道院がある。
見逃せないのは、聖女に列せられた16世紀の修道女テレサ・デ・ヘススとゆかりの深いいくつかの教会。彼女にちなんだイエマス・デ・サンタ・テレサというご当地銘菓も人気が高い。
Column
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2014.09.06(土)
