Magnificent View #331
シンクヴェトリル(アイスランド)

(C) Macduff Everton / Corbis / amanaimages
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 アイスランドは、世界で初めて近代的な議会が創設された国だとされる。

 その歴史は、930年までさかのぼる。この年、各地域の代表が招集され、それぞれの意見を調整する場が設けられたのだ。身分に立脚せず、あくまでも民主的に運営されたこの会議は、アルシングと呼ばれる。

 その伝統は、ノルウェーやデンマークによる植民地化に伴う中断を経たものの、しっかり現在まで続いている。アイスランド国会の正式名称は、今なおアルシングなのだ。

 黎明期のアルシングが行われたのは、レイキャヴィク近郊のシンクヴェリトルという場所。この一帯は、国立公園として整備され、世界文化遺産にも登録されている。

 湖や滝、そしてギャオという名の大地の裂け目など、太古のまま残されたダイナミックな自然もまた見ものだ。

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