「Body & Soul」から30年。再び楽曲に注目が集まる
今年は、SPEEDのデビュー30周年に当たるという。
若き日の彼女たちをリアルタイムで知る世代ならば、月日の経つのは早いものであると感じざるを得ないだろう。だって、SPEEDのデビューから同じ30年のタームを過去に遡ってみると、その1966年にデビューを果たした歌手は、森進一、青江三奈、山本リンダといった面々なわけであるから。
このデビュー30周年を記念し、この春、このグループのメインヴォーカルの一翼を担った島袋寛子がSPEEDの楽曲のみを歌うライブ「HIROKO SHIMABUKURO 30th Anniversary Live 2026 -SPEED WAY-」を開催。チケットを発売したところ、東京と大阪の計2公演が即完売し、全国に規模を広げた12公演が追加で開催される事態となった。8月末から始まったツアーは、来年1月の千秋楽に向け、各地で熱狂を巻き起こしている。
沖縄アクターズスクールが輩出し、似た形態を取ったガールグループといえば、ごく近い先輩には、安室奈美恵with SUPER MONKEY’Sがいる。所属した事務所も、同じライジングプロダクションである。後に、安室奈美恵はソロに転じ、それ以外のメンバーはMAXになるわけだが、当時、安室奈美恵with SUPER MONKEY’SとSPEEDの間には、明らかなイメージの乖離が存在した。
文=下井草 秀
