テレビに出続けるための考えた秘策とは?
復帰直後の打ち手も象徴的だ。若槻は当時すでに子育て中だったが、いわゆる「ママタレ」として戻る道は選ばなかった。「料理が誰かよりうまいってわけじゃないし、時短でなにかしたことない」という彼女にとって、その道は「すぐバレる」判断したからだ(『おかべろ』関西テレビ、2021年8月7日)。背景には、「今は視聴者が嘘を嫌う」という分析もあったかもしれない(『しゃべくり007』日本テレビ、2016年2月29日)。
加えて、次のような理由も語られている。
「私(テレビに)出続けたいんですよ、ってなったときに、何が私に必要かっていったら、年齢がバレないようにするっていうこと。年齢がバレないようにどこまで行けるかっていう」(『あちこちオードリー』テレビ東京系、2021年5月5日)
ライフステージや年齢による枠にはめられてしまうと、中長期的に見た時にテレビに出続けるのが難しくなる。そのため、ママタレの席を避けた。若槻は、自分に何ができるのかを冷静に分析しつつ、息の長い芸能生活という自身の希望とすり合わせる。できないことは捨て、今後を見据えていますべき領域を絞り込む。
