あまった食材の使い切りや食べ切りって、いわば冷蔵庫内の“帳尻あわせ”。そして時に、おいしいものを食べて発散するのも“心の帳尻あわせ”的なこと。食と気持ちの帳尻あわせライフをつづる、フードライター白央篤司さんの連載です。
正月太りで「今が人生でマックス」の体重……ダイエットを決意
いや――――――――――、困った、困った。どうして私は「帳尻あわせ日記」なんてタイトルにしてしまったんだろう。帳尻あわせなぞ全然できてないまま、もう1月が過ぎようとしている……! はい、大変分かりやすいよくある話です。年末年始に好き放題飲んで食べてしまったらまあ……見事に太ってしまいました。人生でマックスに肥えているかもしれない。
自分の体が、重い。買い物に行くのがおっくう。冷え切った体で風呂に入ると、熱々の湯だったはずなのにあれ、ぬるくなっている……。湯中で脂肪が保冷剤みたいになってるんだろうな(涙)。以前に巨体の柔道選手が「銭湯のサウナにじっくり入って体を超あっためてから水風呂入るじゃないすか。そうするとすぐに水がぬるくなっちゃって(笑)」とテレビで言っていたが、その逆か。ああ、こんなんではいけない! と思って遅まきながら始めたダイエット。まずはベーシックに、食べる量を減らしていこう。
私がカロリーを減らしたいとき、よく頼るのがシマダヤの健美麺。わりに多くのスーパーで売られていると思う。1食で189kcal、糖質は26.6g。これを半分に切って保存袋に入れ、冷凍ストックにしておく。1日のうち朝は一般的な食事量をとり、昼食にこの半分にした麺を食べて一食としていく。
麺が半分量でも気にならないように、食感のある野菜をたっぷりと入れる。冒頭の写真はある日の一例、白菜とちんげん菜を入れて、たんぱく質メンバーとして鶏団子と油揚げを足す。こちらのうどん、はっきり書いておくとコシはない。そこは割り切って食べている。そのためにシャキシャキした野菜や、コクのある油揚げを加えて全体的な満足感を上げているわけである。そこもまた、味のバランスの帳尻あわせというか。
