未来の移動時間をひと足先に。AFEELA 1の実車体験も
トークセッションのあとは、松浦さんとクリスさんがひと足早くAFEELA 1を体験。語られてきた未来のモビリティの世界観を、実際の車内で味わいました。
車内に乗り込んだ2人がまず印象的だと口にしたのが、広がりのある心地のよい空間。運転席に腰掛けた松浦さんは、「これはもう、移動手段というより自分の書斎みたいですね。ずっと座っていたくなる」と思わず表情がほころびます。
一方クリスさんは、「お話を伺っていたときは“自分だけの空間”という印象が強かったのですが、こうして人と一緒に話すのも楽しいですね。みんなで映画を観たり、家のリビングのように団欒を楽しんだりできそう」と心を弾ませていました。
さらに、フロント周りやアームレスト、シートなどに配置された28個のスピーカーが生み出す立体音響も体験。「包まれる感じですね」「大きくても耳に心地いい」と、前後左右から広がる音の臨場感に驚きを見せます。
ワイドに広がるパノラミックスクリーンには、この音響とともに楽しめる音楽、映画、アニメ、カラオケ、PlayStation®のリモートプレイなど、多彩なアプリがずらり。移動中であることを忘れそうになるほど、充実したコンテンツが揃っています。
後席にも専用ディスプレイと音響設備が備わっており、前席と干渉しにくい音響設計により、それぞれが快適にコンテンツを楽しめるつくりに。用途に合わせて表情を変えるパーソナルスペースのような心地よさが広がります。
実際に車に触れることで見えてきたのは、移動空間が確かに変わり始めているということ。移動が、目的地へ向かうためだけの時間ではなく、豊かな時間を過ごすひとときへと変わっていく──。その兆しを体感するひと幕となりました。
松浦弥太郎(まつうら・やたろう)
エッセイスト、クリエイティブディレクター。『暮しの手帖』元編集長。COW BOOKS主宰のほか、公益財団法人東京子ども図書館監事、ユニクロ「LifeWear Story 100」監修など活動は多岐にわたる。2025年より「パパス」クリエイティブオフィサーに就任。著書多数。
クリス智子(くりす・ともこ)
ハワイ生まれ。幼少期を日米各地で過ごす。上智大学卒業後、J-WAVEでナビゲーターデビューし、現在は「TALK TO NEIGHBORS」「CREADIO」「土井善晴とクリス智子が料理を哲学するポッドキャスト」を担当。ナレーション、トークイベント出演、エッセイ執筆、朗読など幅広く活動。得意分野は、暮らしやデザイン、アート。アトリエ「Cafune」主宰、日本キャンドル協会理事。
纐纈 潤(こうけつ・じゅん)
ソニー・ホンダモビリティ株式会社 商品・サービス企画部ゼネラルマネジャー。1996年にパナソニックでキャリアを開始し、事業開発やマーケティングに携わる。2003年ソニーに入社後は、PDA、Xperia、ウォークマン、タブレットなど数多くのプロダクト企画を担当。2022年、ソニー・ホンダモビリティの設立メンバーとして参画し、モビリティブランド「AFEELA」の商品企画部門を統括。
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