「特殊な家庭だということは…」名優の“祖父”と“父”を持った寛一郎が語る、自身の“原点”と“芝居への思い”《「ばけばけ」出演で話題》

「俳優・寛一郎」に自信が持てるようになってきた

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――活躍の幅が広がるほど、お祖父さまやお父さまの名前が出てくることも増えたのでは。

　それはもう、宿命だと思って受け入れています。俳優をやると決めた時に、この先ずっと祖父や父と比べられることになるのだろうなというのは、分かっていましたから。

　でも、それは僕が「俳優」という仕事を選ばなかったとしても、変わらなかったと思うんです。祖父や父が有名だったため傷ついたことも嫌な想いをしたこともありますが、でもそのおかげで人とは違うスタートラインに立てたことも事実です。精神的に強くもなれたと思います。

　最近は「俳優・寛一郎」に少しずつ自信が持てるようにもなってきたので、父や祖父に似ていると言っていただけることを、素直に嬉しいと思えるようにもなりました。

　これからも活躍の幅を広げ、みなさんに応援していただけるよう成長していけたらと思っています。