「前の私だったら迷わず『大きめ』を選んでた」実際のバストサイズよりも小さい人工乳房を選んだワケ
――自分の実際のバストサイズよりも小さいサイズの人工乳房を選んだと。
橋本 イケイケなタイプだったので、前の私だったら迷わず「大きめ」を選んでたと思うんですけど、その時は自然と、「小さめでいいや」って思ったんですよね。
小さいサイズの方が負担も少ないし、どうせいつかはもう片方の自分の胸も垂れるだろうから、「小さめぐらいがちょうどいいな」と。その時、自分の変化を感じましたね。
――20万人以上の登録者数のある「美容系YouTuber」としても、“見た目”に対するこだわりは強かった?
橋本 それで言うと、私はずっと、ルッキズムに対する強いストレスがあって。
「ここも何か言われるかも」YouTuberとして活動する中で、自分の容姿が気になるように…
――容姿についていろいろと言われてきた?
橋本 YouTuberという道を選んで、自分で撮って、それを人に見せて、いろんなフィードバックを受けるというのを何年もやってると、自分の悪いところに目が行くようになっていて。
そうすると、直接指摘されるのはもちろんですけど、「ここも何か言われるかも」と、勝手に予想を立てて予防線を張っていたんですよね。
――「予防線」とは?
橋本 たとえば、前に「口元がゴリラっぽい」と言われたことがあって、それから気になりだしちゃって、横顔だと特に口元の突出感がわかりやすいので、あんまり横を向かないようになったんです。
もともとは「歯並びがきれいだね」と言われていて口元には自信があったんですが、4本歯を抜いて口元をぐっと抑える矯正もしましたし、他にも、美容クリニックで糸を入れて吊り上げたり、ボトックスを打ったりもしました。
あと、静止画では目立たなくても、動画だと顔の歪なところがわかりやすいんですよね。
