【デビュー決定】STARGLOW・KANON（19）「グループに入るイメージができなかった」影響を受けたSKY-HIの言葉とは

最終審査ではすごく“いい顔”をしていたと思う

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――そして、「THE LAST PIECE」では2度目の「最終審査」を迎えましたが、そのときの気持ちは？

　これはオンエアを見たときに思ったことですが、以前とはまったく顔つきが違いました。自分の中では、前回の最終審査も精一杯頑張ってはいましたが、今回はこれまで積み重ねた経験やアーティストとしてやっていく覚悟がハッキリ見えた気がしたんです。自分で言うのもなんですが、凄くいい顔をしていたと思います。

――結果、ボーイズグループ「STARGLOW」メンバーに選出され、現在はデビューを控えていますが、アーティストとしての今後の目標や展望は？

　デビューが決まったことは、もちろんすごく嬉しいです。でも正直、アーティストという職業で、日々の生活を支えながら続けていくって、めちゃくちゃ難しいことだと思っていて。まずは、そこをちゃんとクリアしていけるようになりたいなと思っています。

　それから、5年後、10年後っていうよりも、もっと先の自分がいなくなったあとにも、愛され続ける作品を残せたらと思っています。「あの人の音楽があったから今の自分がいる」「あの曲に救われた」って、誰かの心にちゃんと届くような、そんな存在になれたら最高ですね。

――アーティストとして、憧れの先輩についても教えてください。

　日髙さんもそうなんですが、SIRUPさんがめちゃくちゃ好きなんです。SIRUPさんは、自分が普段感じていることや、日本ではちょっとタブーとされがちなことも、SNSなどで率直に発信されていて。「これこそが、あるべきアーティストの姿かもしれないな」と思わされます。

　もちろん、多くの人に好かれることも大切です。でも僕は、ただ優しいだけじゃなくて、「僕はこう思っています」としっかり意見を持っている人に惹かれるんです。だからこそ、自分自身も、ちゃんと自分の考えを持って活動していきたいって、強く思っています。

映画『代々木ジョニーの憂鬱な放課後』

気の強い今カノ・熱子ちゃん（松田実桜）を怒らせたり、バタコさん（加藤綾乃）ら、スカッシュ部のクセ強部員と語り合い、引きこもり生活中の幼なじみ・神楽（一ノ瀬瑠菜）に会ったりと、日々マイペースな放課後を送る、少し変わった高校生の代々木ジョニー（日隠）。そんななか、スカッシュ部が熱血新人部員・デコ（吉井しえる）の影響で練習するようになり、古本屋でバイトする出雲さん（今森茉耶）と惹かれ合うなど、彼の日常は少しずつ変化。やがて、スカッシュ部の団体戦の日が近づいてくる。
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2025年10月24日（金）より、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
（C）「代々木ジョニーの憂鬱な放課後」製作委員会