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“崖”から滴り落ちる、生いちごシロップにうっとり

【目白】目白 志むら「生いちご」

 昭和14(1939)年創業、目白の地では80年にわたり愛される和菓子店。銘菓「九十九餅」をはじめ、国産の良質な素材にこだわり、職人が日々丹精込めて作りあげている。

 2階喫茶室では、あんみつなどの甘味をはじめ一年を通してかき氷を提供している。氷は大正13(1924)年創業の小野田商店の超純氷。不純物が少ない超純氷を使用することで、きめが細やかでふわふわとした食感のかき氷を削ることができるという。

 定番の「生いちご」のシロップには、静岡県産「紅ほっぺ」を中心に使用し、酸味と甘みのバランスを考慮しながら職人が仕上げる。別名“崖氷”とも呼ばれる盛り付けは、氷の崖にたっぷりとかけられたシロップが圧巻! オプションでミルクやアイスを添えるのもおすすめ。

 このほか、和菓子店ならではの自家製あんこを使用した「あずき」1,550円や「白玉」1,600円、「あんバター」1,800円も絶品。

目白 志むら

所在地 東京都豊島区目白3-13-3
電話番号 03-3953-3388
Instagram @shimura_kissa

2025.07.05(土)
文=河西みのり