
まだ6月だというのに、猛暑に突入した感のある2025年。さっそくかき氷がおいしい季節になりました。
2025年4月にリニューアルから1周年を迎えた「TORAYA GINZA」には、定番のかき氷に加え、素材の個性ととらやの餡の相性を見極めたからこそのメニューが揃います。
今回は、目からも舌からも涼を得られるメニューをご紹介しましょう。
「TORAYA GINZA」ならではのオリジナルかき氷

夏のとらやといえば、かき氷を思い浮かべる人も多いかもしれません。特に「宇治金時」は、世代を超えて愛される氷菓です。
ここ、「TORAYA GINZA」では、果物やスパイスを使った自由な発想のお菓子と出合うことができますが、かき氷も然り。
今年は、パッションフルーツを使ったトロピカルな味が登場しています。

パッションフルーツは、甘みと酸味のバランスがいいものを求め、奄美大島のものを使っています。こんもりとした氷には果肉をたっぷり使った蜜がたっぷり。中にはパッションフルーツと好相性の白餡と、寒天を使ったパッションフルーツのジュレを重ね、どこを食べてもトロピカルで甘酸っぱい味がパッと広がります。
添えられているのは西表島産の黒糖を使った水羊羹。葛粉を少しだけ加えてもっちりとした歯ごたえ。かき氷で冷たくなった口の中でほっとする存在です。

もちろん、大人気の宇治金時もはじまっています。もともと、“餡に合うこと”を大切にしたかき氷ですから、繊細な氷、和菓子に使われる極上の小倉餡、そして宇治抹茶と和三盆糖で作った抹茶蜜が三位一体。

白玉や練乳などを追加トッピングして、自分なりのオーダーを決めている人も多いそう。これを食べずして夏は始まりません!
2025.06.24(火)
文=CREA編集部
写真=志水 隆