銀座にあるランドマークのひとつ、「ブルガリ 銀座タワー」に新名所が誕生した。ビルの9、10階を吹き抜けにした高い天井と広い窓、開放的な光に包まれ、最高に贅沢な時間を過ごせそう。日本限定のドルチ(スイーツ)も購入でき、手みやげ探しにもぴったり。

 「ブルガリ 東京 銀座 バー&ドルチ」は、3つの要素で構成されている。アフタヌーンティーなどを楽しむ「ブルガリ ギンザ ドルチ」、「ブルガリ ギンザ バー」、そしてルーフトップテラスの「ラ・テラッツァ」だ。

 今回は「ブルガリ ギンザ ドルチ」で叶う甘美なアフタヌーンティータイムをご紹介。


天井高は9メートルの優雅な空間

 「ブルガリ ギンザ ドルチ」があるのは「ブルガリ 銀座タワー」の9階。10階の「ブルガリ ギンザ バー」まで吹き抜けにした広々とした空間で、天井までのびた大きな窓は、眼下に銀座通りが広がっている。

 天井にはムラーノ バロビエーレ&トーゾ ガラスのシャンデリアがゆらりと飾られ、丸みのあるテーブルやチェアとともにやわらかな雰囲気を醸し出す。

 ここで体験したいのは、アフタヌーンティー。といっても、午後のティータイムだけではない。予約の時間帯は4つに分かれていて、12:00~13:45と18:00~19:45はセイボリーが中心となり、食事の替わりにもなりそうだ。

 一方、スイーツ好きには14:00~15:45と16:00~17:45はイタリア各地の伝統菓子を再解釈したドルチが主役となり、贅沢なお茶の時間を過ごすことができる。

 たとえば、南イタリア発祥の伝統菓子「パスティエラ」や、ナポリの「ゼッポレ・ディ・サン・ジュゼッペ」、ローマの「マリトッツォ」に加え、ヘーゼルナッツの焼き菓子に高知のベルガモットを合わせるなど、ここならではの出合の組み合わせもある。

2025.06.18(水)
文=CREA編集部