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郷土の味を皿鉢料理に見立てたビュッフェ

 高知ならではの味は、ホテル館内の「OMOダイニング」でも。夕食は、ライブキッチンで仕上げるカツオやローストビーフの藁焼き、四万十川や仁淀川などの清流に多く生息するというツガニ(モズクガニ)を丸ごとすりつぶしたビスクのような「ツガニ汁」、高知発祥といわれる素朴なお菓子「芋けんぴ」なども登場。

 皿鉢料理(大皿に海の幸や山の幸を盛り合わせた高知の宴会料理)から着想を得たビュッフェテーブルから個別の大皿に好みの料理を盛り付け、「MY皿鉢料理」にして味わいます。

 チマチマ・整然と盛り付けるより、賑々しく豪快に盛り付けるほうが皿鉢らしい感じになります。食べたいものをどんどん盛り付けて、あとはゆっくりお酒を酌み交わしたりしながら、旅の話で盛り上がりましょう。

 朝食は、田舎寿司やじゃこ天、たけのこの土佐煮といった高知の郷土料理のほか、自分でつくって楽しむ鰹の漬け丼や、ライブキッチンでは「ゆず香るフレンチトースト」なども用意。もちろん、和・洋食の定番おかずも種類豊富に用意されていて、楽しくエナジーチャージが叶います。

2025.04.10(木)
文・写真=伊藤由起
写真協力=OMO