
高知愛あふれるスタッフと地域の方々が一緒になって仕掛ける「OMO7高知(おも)by 星野リゾート」(以下、OMO7高知)は、高知ならではの宴=「おきゃく」文化を体感できるホテル。周辺にも魅力的なスポットが多数点在しています。
後篇では、「おきゃく」文化に浸れる客室や、チェックイン前/チェックアウト後も快適に使えるパブリックエリア、街に出てぜひ立ち寄りたい魅力あふれるスポットをご紹介します。
「おきゃく」文化に浸れる客室の楽しい仕掛け

客室は、8~21階に全133室。高知独特の「おきゃく(宴会)」文化を反映したコンセプトルームを中心に、旅のニーズに合わせた客室が7タイプあり、土佐和紙の壁紙や檜の家具でリラックスできるつくりになっています。
居間スペースには輪になって集まれる円卓。そこに皿鉢(さわち)をイメージした台が載せてあり、「酔っちょれセット」(前篇参照)を広げれば、いつでも楽しい「おきゃく」の始まり。とにかく長い&密度が濃い、高知の「おきゃく」を楽しみつくしましょう。






思い思いの時間を快適に過ごせるOMOベース

全国各地のOMOに備わるパブリックスペース「OMOベース」。チェックイン前・チェックアウト後にも利用でき、街とシームレスにつながる場所です。
高知は日本有数の森林地帯であることから杉材をふんだんに使い、よさこい祭りや宴会文化など、高知の魅力を表現する鮮やかな色彩が散りばめられた明るい空間。中央に位置する大階段では読書をしたり、くつろぐことも可能です(イベント時は除く)。
スタッフが足で集めたご近所情報満載の「ご近所マップ」は必見。飲食店をはじめ、観光・お買い物スポット、推しのスーパーマーケットまで網羅、日々アップデートされています。
夕方17時半~19時は、ここで「ちっくとグルメナビ」を開催。ご近所情報に精通したOMOレンジャーが、マップを前にホテル周辺のイチ推しスポットを教えてくれます。


OMOベースの一角にある「OMOカフェ&バル」では、高知になじみのある素材を使ったオリジナルのフードやスイーツ、ドリンクを用意。おすすめは、カツオを混ぜ込んだソーセージをのせた「カツオドッグ」や、みょうがシロップ煮をうかべた「みょうがネード」。店内だけでなく、同フロアにある大階段やラウンジなどでも楽しめます。



ソファをおいたラウンジでは高知にまつわる蔵書を自由に読むことができ、すぐとなりのコワーキングスペースも使い勝手抜群。こうした居場所が客室以外にも複数用意されているのが、OMOの魅力です。



2025.04.10(木)
文・写真=伊藤由起
写真協力=OMO