【ヒント】切っている時の香りの広がり方も素晴らしい!

 答えは「ハーブ」を細かく切るハーブ専用チョッパーです。「メッザルーナ(半月)」と呼ばれるチョッパーで、半月のような形なのでそのように呼びます。

 バジル、ローズマリー、イタリアンパセリ、オレガノなど、新鮮なハーブをとにかくたくさん使うイタリア料理。少し窪んだ専用の台にハーブを置いてシーソーのようにゆらゆら左右に押しながら刻んでいくとみるみるうちに大量のみじん切りが!

 そして切っている時の香りの広がり方も素晴らしいんです。

 ハンドル付きのハーブチョッパーも便利で優れものですが、どちらか選ぶとするなら、リズミカルにハーブの香りを楽しみながら刻めるメッザルーナがおすすめです。

【第2問】小さく丸みのある穴がヒント…南イタリアのテーブルに必ず並ぶ“アレ”

 南イタリア料理に欠かせない食材の“アレ”を取るためだけの器具。「マンマの台所にある率」は約70%というところでしょうか。すぐにわかったあなたは南イタリア通かも! 答えは……?

2025.03.30(日)
文・提供写真=齊藤奈津子
撮影=釜谷洋史