「甘さ×塩気」の最高の組み合わせレシピ! 季節のイチジクをたっぷりと
![イチジクとサラミのパイ。ワインによく合います!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/e/1280wm/img_5e63439561cbad339cdae381f1689eaf173847.jpg)
イタリアの秋、市場やスーパーの目玉商品として並ぶ旬の果物といえば何といってもイチジク。
イタリアのイチジクは2種類あり、日本で売られているような熟して紫色になるものと、熟しても緑のまま色が変わらないものがあります。日本よりも小ぶりですが、どちらも驚くほど甘く、大袈裟にいうとジャムくらいの糖度を感じるのが特徴なんです(かなり大袈裟ですが)。
![イタリアのイチジクは小ぶりで緑のまま熟すタイプと皮が黒い2種類があります。こちらは黒いほう。皮も薄くかなり糖度が高い!](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/c/1280wm/img_6ce58bbba34c42a18207338b1349dfa6125778.jpg)
滞在中、イチジクがあまりに甘くて美味しくて、しかも小ぶりということもありついパクパク食べていたら、イタリア人の友人から「食べ過ぎるとお腹こわすよ」と注意が。しかし時すでに遅く、そのままトイレに駆け込む羽目になりました。
後で改めて聞くと「イチジクは食物繊維が多いから便秘に効果がある」んだそう。納得。
![こちらは緑のまま色が変わらないイチジク。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/f/1280wm/img_ef269132ab203777dbc9a7eddf24fa74107416.jpg)
イチジクは道端に自生していることも多く、イタリア人にとってとても身近な存在。路肩に車を止めてガシガシとイチジクを収穫(窃盗?)している光景をよく見かけます。
2023.11.11(土)
文・写真=齊藤奈津子
撮影=釜谷洋史