おかしくて楽しくて、切ないほどに愛おしい猫。2月22日の猫の日にむけて、CREA WEBでこれまで紹介してきた猫にまつわる記事のなかから、とくに人気の高かったものを再公開します。(初公開2024年7月29日。※記事内の情報は当時、または「CREA」誌面掲載時のものです)
猫はそこに存在するだけでかわいい。だけど猫にまつわるトリビアや雑学を知れば、もっとかわいく愛おしく感じるはず。「CREA」2024年夏号「猫のいる毎日は。」より一部を抜粋し、掲載します。
猫歌人が猫短歌を詠む
あお向けで寝ている猫を撫でている
みんながんばりすぎな気がする
「注がれる」なので愛とは液体で
一滴たりともこぼさない猫
猫歌人の仁尾智さんに、今号のテーマ「猫との暮らし」をお題に短歌を詠んでもらった。
油断して眠る猫を詠んだ一首について、「これくらい気の抜けた時間が人には足りていないのでは? と思ってしまうんです」。
もう一首は、「“愛を注ぐ”という動詞の違和感と、人間からの愛に対する猫側の器の大きさを短歌に収めてみました」。
また猫と 猫の挽歌集
定価 1,980円(税込)
雷鳥社
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K-POP界のレジェンド、SUPER JUNIOR-D&Eのドンヘさん、ウニョクさんをお迎えしたスペシャルインタビュ―、&TEAMのJOさんと愛猫ミントの貴重な2ショット、SNSで話題沸騰中のマンガ『猫に転生したおじさん』作者・やじまさんによる特別描きおろしマンガ&シール付録など、「猫のいる毎日は。」特集は「CREA」2024年夏号でお読みいただけます。
2025.02.04(火)
文=船橋麻貴
写真=末永裕樹