Magnificent View #211
コリウール(フランス)
(C) Robert George Young / Masterfile / amanaimages
コリウールは、地中海に面した南仏の小さな村。スペインとの国境まではわずか20キロほどということから、どこかカタルーニャ風の雰囲気も漂わせる。
オレンジ色の屋根と紺碧の海が織り成すコントラストは、さまざまな芸術家たちの創造力を刺激した。ピカソ、ブラック、ドラン、デュフィ、そして藤田嗣治といった錚々たる面々が、まばゆい陽光の降り注ぐ最高の風景を求め、この街を訪れたという。
さらに、美術史において大書すべき事柄がひとつ。コリウールは、マティスがフォーヴィスムの活動を始めた重要な場所なのである。
海辺のみならず、曲がりくねった路地の連なる旧市街へと迷い込むのも面白い。スケッチブックを携え散歩したなら、画家の気分が味わえるかも。
