そこはぐるりと360度、どちらを見ても“もぎたてギフトの森”。“手付かず”のギフトが所狭しと息づいている !。


なぜ気づかなかったの? そこは、もぎたてギフトの森

 なぜ今まで気がつかなかったのだろう。コスメキッチンこそ、心震わせるギフト選びの理想郷であること。ある時、ギフトに何を選ぼうか? と悩んでいて、ふっと降りてきたのが、 “ギフトの森”のインスピレーション。

 紛れもなくコスメキッチンだけが創造できるサンクチュアリ。そこはぐるりと360度、どちらを見ても“もぎたてギフトの森”ではないか? と。

 ではなぜ気づかなかったか。言うまでもなく、そこは日本が誇るナチュラル&オーガニックコスメのセレクトショップ。その品揃えは、全て“私”と親密に関わってくるものばかり。その一品一品が自分自身と近すぎて、良い意味で客観的に見ることができずに、ギフトという発想を持てなかったのかもしれない。

 それほど自分にとって大切で、無くてはならないものたちが、誰にとっても大切なものにならないはずがないというのに。ましてや、コスメキッチンの名が示すモノ選びの基準 “肌や心に、おいしい”は、“誰にとってもおいしい”。

 それは、いつどんな場面でも人々の五感に喜びをもたらす味わい深さ、滋味深さを意味し、どんな肌も大きく包み込むような温もりを意味している。

 つまり贈る相手を選ばず、オーガニック好きでなくても幸せにするから“肌や心に、おいしい”は、ギフトの理想と言えるのだ。

 そうこの森は、みんなが気がつかなかった分だけありきたりではない、 “手付かず”のギフトが所狭しと息づくギフトショップの聖域なのである。

2024.12.16(月)
文=齋藤 薫

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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