女子ゴルフ初の世界総合ランキングの創設スポンサー

 女子ゴルフの発展に大きく貢献したロレックスの取り組みの一つが「ロレックス・ランキング」。それまで女子ゴルフには、男子ゴルフのような統一された世界ランキングが確立されていなかった。そこで、ロレックスが創設スポンサーとなり2004年5月の世界女子ゴルフ会議でロレックス・ランキングの発足が決定し、2006年シーズンより導入された。

 参加資格を得られるのはプロ・アマ問わず過去2年間、最低1試合以上対象となる12の大会に参加した女性ゴルファーで、すでに確立されている男子の世界ランキングと同様の考え方を採用し、各大会のレベルに応じてポイントが付与。ロレックス・ランキングはオリンピック出場権のベースにもなっており、女子プロゴルファーの実力をはかる重要な指針となっている。

 ロレックス・ランキングは世界各地の前週のトーナメントがすべて終了したのち、毎週月曜日に発表される。

 歴史を振り返ると、ロレックス・ランキングが初めて公式発表された時の首位は、ロレックスがサポートする「ロレックス ティスティモニー」のひとりであるアニカ・ソレンスタムだった。

2024.11.14(木)
文=張替裕子(Giraffe)