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#4 淡いミルクティーカラーを切り込みラインで楽しむ
「こんな色にしてみたい!」と人気を集めそうな、ミルクティーみたいなシアーベージュ系のハイトーンカラー1色のスタイル。
毛先はレイヤーを入れず、プツプツと束感が出るようにカット。全体で見たときに、パツッと平行にカットしたようなぶつ切り感を出すのがポイントです。
本当にシンプルなミディアムヘアなので、色の個性が全面に出ます。その分髪の状態も目立つので、パサつかないようヘアケアも必須。くせ毛の場合はスタイリングの際に、ストレートアイロンをしっかり通して。
アレンジやスタイリングをがんばらなくても、勝手にお洒落に見せてくれる嬉しいスタイルです。
オーダーとスタイリングのポイント
目にかかるくらいの長さで薄い前髪を作る以外は、鎖骨下くらいのレングスのシンプルなミディアムヘア。毛先にレイヤーは入れず、直線になるよう、平行にカットする。
カラーはまずブリーチを2回行い、その後に11レベルくらいのシアーなミルクティーカラーを入れる。退色を抑えるために、カラーヘア用のシャンプ&トリートメントや、紫シャンプーなどでケアすると持ちもよくなる。
スタイリングは、軽めのオイルを全体になじませ、束っぽさを多少出せばOK。毛先が内巻きにならないう、軽く外はねっぽく散らすのがコツ。ただしくせ毛の場合は、ブリーチとストレートパーマを同時には行えないので、パーマをかけるのではなくスタイリングでストレートアイロンを通し、ストレート感を強めて。
YANAGI’s Point
ハイトーンカラーはいわゆる“モード”とはちょっと違う印象になることが多いのですが、こんな風に毛先にブツッとしたラインを作ってあげると、ちょっとモードに寄ったりお洒落な雰囲気を出すことができます。毛先があまりにスカスカだと、少し貧相な印象になってしまうので、毛先に重さが残るようにパツッとカットするのがコツです。
2024.11.02(土)
文=斎藤真知子