津南エリアには他にも注目の新作、旧作が数多く展示されている
秋山郷、そして津南エリアにはここで紹介した以外にもさまざまな作品が展示されている。
大地の芸術祭の醍醐味は、作品をただ巡るだけでなく、その土地自体を楽しみながら巡ることができるということだ。その土地からインスピレーションを受けて生まれた作品を鑑賞し、その刺激の根源である、街や大地そのものの魅力に触れる。
そうすることで、アートを巡る体験は鑑賞者の身体に記録として残っていくのだ。
つなんポークや雪下にんじん、そしてきのこや山菜、津南エリアにはさまざまな名産があり、苗場山麓ジオパークのような独特の地形も見どころ。アートとともに、津南エリアの醍醐味を全身で体感するのもおすすめだ。
大地の芸術祭の開催は11月10日(日)まで。紅葉もアートも楽しめる秋の旅へ出かけてみては。
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
2024.10.05(土)
文・写真=CREA編集部