この季節、この場所でしか見ることが出来ない景色を見に、出かけてみませんか。

 青い海と空が眩しい夏らしさ全開のビーチ、気持ちのいい風が吹く避暑地、そしてお祭りや花火など夏ならではのイベント……。日本全国にはまだ見ぬ夏の魅力がたくさんあなたを待ち受けています。

 「いつか」ではなく、夏休みの旅行の参考に。

 今回は、北海道・東北エリアの絶景&風物詩をまとめてご紹介します。

※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。
※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。

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◆福島県

◆一の戸橋梁ライトアップ

 「福島遺産百選」のひとつ、JR磐越西線「一の戸橋梁」。全長444.6メートと磐越西線内最長の橋梁で、完成当時は東洋一を誇るスケールだ。

 年に数回ライトアップが行われ、日没から午後8時半の間、紫、黄色、緑の3色の光に包まれる。暗闇に浮かび上がる姿は幻想的で、川面に反射する光も美しい。

 また、季節限定観光列車「SLばんえつ物語号」の絶好の撮影ポイントでもあり、鉄道ファンやカメラマンから人気だ。

ライトアップ日程:
第1回 7月13日(土)~7月14日(日)第5回山都雪室熟成そばまつり期間中 ※終了
第2回 8月10日(土)~8月15日(木)お盆の連休 第3回やまとの夏まつり
第3回 10月19日(土)~ 10月20日(日)第41回山都新そばまつり期間中

一の戸橋梁ライトアップ(いちのときょうりょうライトアップ)

開催時期:7月中旬、8月中旬、10月中旬
所在地 福島県喜多方市山都町太田 一の戸橋梁
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/33052.html

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◆山形県

◆新庄まつり

「新庄まつり」は、その昔、大凶作に見舞われた領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために行われた「天満宮祭り」を起源とする祭事。260年以上の歴史を持ち、県内で唯一「ユネスコの無形文化遺産」に登録されている。

 24日の宵まつり、25日の本まつり、26日の後まつりと、3日間にわたり藩政時代の歴史絵巻が繰り広げられ、市内全体が熱気に包まれる。

 豪華絢爛な20台の山車が各町から出発し、勇壮なまつり囃子とともにメインストリートを目指してパレードをするほか、新庄城址では風雅な萩野獅子踊や仁田山獅子踊が踊られるなど見どころが満載だ。

開催日:2024年8月24日(土)~26日(月)

新庄まつり(しんじょうまつり)

所在地 山形県新庄市
http://shinjo-matsuri.jp/

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◆秋田県

◆秋田駒ヶ岳

 標高1,637メートルの「秋田駒ヶ岳」は「東北百名山」のひとつで、秋田県の最高峰。男女岳、男岳、女岳の総称で、北日本一といわれるほど豊富な高山植物が生育している。

 その数は数百種類ともいわれ、「新・花の百名山」としても有名。夏にはチングルマやニッコウキスゲの花々の群生が見られるが、特に男岳の「ムーミン谷」は最大のチングルマ群生地であり人気スポットだ。

 また、山頂からの眺望もすばらしく、鳥海山や岩手山、瑠璃色の田沢湖を一望できる。

見ごろの時期:~8月上旬

秋田駒ヶ岳

所在地 秋田県仙北市
https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/03_komagatake.html

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2024.08.07(水)
文=CREA編集部