デビュー当時からや親子3代も…ファンは「すごくありがたい」
最後に刑事・多々羅との出会いによって運命を切り開いていく少女の物語にちなみ、運命を変えた出会いについて、4人に質問が及んだ。
会見前日に55歳の誕生日を迎えた佐藤は「妻です!」と即答。
役作りのため減量中の佐藤は、普段は発泡酒1缶で抑えているところ、妻から誕生日プレゼントとして、エビスビールの350ml缶を1本もらったと言うエピソードを披露。
河合が語ったのは、デビュー前の出会い。
「高校3年生の夏に、卒業を待たずに事務所に入ろうと決心をしたんです。
そのすぐ後に気分転換に映画を見に行ったら、その日の夜にSNSのアカウントに『今日、映画館で、この映画を見ていた人ですか? 私は映画を作っている学生です。僕の映画に出て欲しいと思っているんです』ってDMが届いたんです。
でも怖いじゃないですか。だから人がたくさんいるところで会おうと思って、高校の文化祭に呼んで。実際にお会いして、大丈夫かなと判断して、人生で初めての自主映画出演になりました。
でも、ネットで声をかけてきた人には会わない方がいいので、真似をしないでください!とだけは言っておきます!」
そして稲垣が運命の出会いに選んだのは、SMAPだ。
「中学2年生ぐらいからこの業界にいて、グループは解散していますけど、今は草彅さんや香取さんと一緒にやっているので、これはすごいこと。もう30年以上ですから。ファンミーティングに来てくださるお客さんも、デビュー当時から来てくれる方、親子3代で来てくださる方もいらっしゃって。すごくありがたいなって感じますよね。でも、妻もいいですね」と佐藤のエピソードについても言及。
入江監督は本作が生まれた背景を語る
そして入江監督は本作につながる、プロデューサー國實瑞惠との出会いは韓国の映画祭。映画祭で上映していた自主映画『SR サイタマノラッパー』に目を留めた國実が、商業映画の世界へと入江を誘い入れた。
2024.05.17(金)
文=林田順子